
6軸スコア
作品の個性を6方向から可視化する独自指標。SweetScore(総合点)では見えない強みと弱みが分かります。
攻略のポイント
蒸気の立ち込めるロンドンを舞台に、父の不在を機に探偵として動き出した少女ソフィーが、事件を追いかけるうちに身体を使った捜査へと深入りしていく――それがクリメニア制作のRPG「蒸気都市の探偵少女」だ。探偵ものらしい捜査・探索のパートと、敵を蒸気ナックルで殴り倒すバトルのパートが用意され、進め方によって主人公の理性が削られ、エロイベントの中身が段階的に変化していく作りになっている。ここでは効率の良い進め方、つまずきやすい箇所、淫乱度システムの肝、そして回収しづらいイベントの埋め方まで、実際に進める順序に沿って整理していく。
二本のルートを「気軽に行き来できる」前提で組み立てる
このゲームは大きく分けて、街を探索して依頼を解決していく警察(捜査)ルートと、スラム街のギャングを戦闘で薙ぎ倒していくギャングルートの二系統で進む。どちらも自由な順番で同時並行に進められ、最終的にはどちらか一方を選んでエンディングに向かう構造になっている。
ここで重要なのが、クリア後に分岐の直前まで戻れる仕様だ。タイトルへ強制送還される作りではなく、分岐点に戻れるクリスタルが使えるので、片方をクリアしてからもう片方をやり直す、という遊び方が無理なくできる。だから1周目から両ルートを欲張る必要はない。
- まずは捜査ルートを軸に進め、戦力が足りなくなったらギャングルートのダンジョンに寄って蒸気ナックルを鍛える、という往復を意識すると進行が滞らない
- 敗北してもダンジョンの入口前に戻されるだけでペナルティが軽いので、強敵相手に無理せず一度退いて回復・強化してから挑み直せばよい
- 警察ルートは比較的あっさり終わる一方、ギャングルートはスラムが唯一のダンジョンになっており終盤はやや単調になりがち。バトルが苦手なら捜査ルートを先に通してエンディングを一つ確保しておくと精神的に楽
街にはミニマップがあり、探索できる場所が表示される。移動速度を上げる手段も用意されているので、迷って時間を溶かすことはほとんどない。複数の依頼を同時に受けたときに「今どの依頼がどこまで進んでいるか」を一覧で確認しづらい点だけは弱点で、ガイド表示は基本的に一つの事件しか指してくれない。複数を並行で抱え込むより、一件ずつ片付けて潰していく方が混乱しない。
捜査を有利にするスキルを早めに揃える
警察ルートの捜査は「推理」と銘打たれてはいるものの、実際には探索・聞き込み・証拠集めが中心で、難解な謎解きを要求されることはまずない。詰まる原因はたいてい「使えるスキルを持っていないせいで会話やイベントの選択肢が解放されていない」ことにある。
序盤、酒場ハドルストン亭や街の関係者から、話術・探知・医療・誘惑といったスキルを習得できる。これらは捜査の進め方を変えるカギになる。
- 探知系のスキルは隠された証拠や手がかりを見つけ出すのに使う。これがないと進めない調査ポイントがあるので最優先で取りに行く
- 医療(回復)スキルは捜査だけでなく戦闘でも生命線になる。これさえ持っていればギャングルートの大半はアイテムに頼らず突破できるほど強力
- 誘惑(色仕掛け)スキルは捜査での解決手段を増やすと同時に、エロイベントの分岐にも絡む。色仕掛けで切り抜けるルートを選ぶとそのままHシーンに繋がる場面が多い
事件には複数の解法が用意されているのが本来の設計だが、別解の中にはゲームをかなり進めないと解放されないものもある。「この事件は急ぎなのに別解を試そうとすると何日もかかる」というチグハグさが起きるので、序盤は素直に最短の解法で片付けてしまうのが無難だ。別解の回収は周回時に回せばよい。
戦闘は「蒸気ナックル一点強化」と回復で十分まわる
ギャングルートのバトルは、レベルを上げて物理で殴る、というシンプルな方針で問題なく抜けられる。主人公ソフィーの主武器である蒸気ナックルを優先して強化するのが最も効率的で、火力さえ確保できれば難易度に苦しむことはほとんどない。
- SP(蒸気ゲージ)はフィールド上のアクションや、固い強敵に対して回したい。雑魚相手に浪費せず温存するのがコツ
- 危ない、敵が固いと感じたら無理せず離脱して回復し、蒸気ナックルを鍛えてから戻る。撤退ペナルティが軽いのでこの「引いて鍛える」サイクルが安定する
- 戦闘を誘惑して回避する手段も用意されている。バトルそのものに入らずやり過ごせるので、テンポ良く進めたいときや戦力が整っていないときに便利
注意したいのが、特定のギャング幹部のボス戦だ。敗北すると専用の凌辱イベントに直行し、そのまま敗北エンドに繋がる場面もある。淫乱度が低いうちに負ければソフィーが本気で抵抗する様子が、淫乱度が高ければ自分から相手に貪りつく様子が見られるなど、敗北時のソフィーの状態によってシーンが変わる。コレクション目的でわざと負けに行くのも有効だが、進行を止めたくないなら回復スキルを切らさないこと。
なお、海外のプレイヤーからは「事件が時間制限を匂わせる割に別解の解放が遅く、緊急の依頼を放置して寄り道させられる」という指摘もある。物語の流れとして気になる人はいるが、ゲーム的に詰まる要素ではないので、提示された手がかりに素直に従って進めれば問題ない。
理性値(淫乱度)を意図的に管理してシーンを開ける
このゲームのエロの核は理性値だ。初期値100の理性を下げていくほどソフィーの言動が変化し、各種の行動制限が解除されて、より過激なイベントや差分が解放されていく。同じシチュエーションのイベントでも、理性が高い段階では恥じらいながら、低い段階では自分から求めるように、テキストとリアクションが変わる。
- 理性は意外と下がりやすい。エッチな行為やオナニーを重ねるたびに削れていくので、シーンを集めたいなら積極的に経験を積ませる
- 逆に処女のまま・理性高めのまま進めることも可能。ゲーム開始時の設定で初期のオナニー経験回数を選べる仕様があり、ここを99回などに振っておくと「実は隠れてかなり経験している主人公」として始められ、娼館系など理性が低くないと発生しないイベントへ早く手が届く
- 理性が高い「無垢な状態」のイベントは数が少なめで、堕ちる過程そのものを長く味わいたい人には淡白に感じられる。羞恥イベントをじっくり見たいなら、序盤のうちに該当イベントを回しておくこと
男装・ボーイッシュという主人公の属性を活かしたシーンが多いのもこの作品の持ち味で、男だと偽って男湯(公衆浴場)に上半身だけで入る男水着チャレンジは体験版でも見られる看板イベント。ほかにも酒場での浴尿プレイ、アナル開発、ヌード写真を店売りする展開、監獄潜入に失敗しての肉便器化エンドなど、ニッチなシチュエーションが揃っている。立ち絵のない街の女性キャラにもHCGが用意されており、メイドのサラがチュートリアル段階で調教を受けて差分が変化するなど、細部の作り込みが行き届いている。
イベントの全回収は「回想部屋のヒント」と周回で詰める
エロイベントには発生条件があり、自力で全て埋めるのは少し骨が折れる。効率良く集めるなら、最初から入れる回想部屋(寝室のイベントルーム)を活用するのが近道だ。
- メインのエロイベントは回想部屋に発生のヒントが表示される。どこで何をすれば見られるかの当たりが付くので、まずここを確認してから街へ出る
- サブの捜査に紐づくエロイベントはハートマークで知らせてくれる。マップ上のハート付きの依頼を拾っていけば取りこぼしが減る
- 一方で、サブのエロイベントは回想部屋でもノーヒントのものがあり、こればかりは街を歩いて自力で踏むしかない。理性値が低くないと発生しないサブイベントも多いので、1周目はメインルート中心、2周目に淫乱度を下げ切って回想回収とサブ消化という分担がきれいに片付く
- クリア後には全シーン開放(回想フルオープン)のアイテムが解放される。これを取れば見逃した分も一括で開放できるため、コンプリート目当てなら無理に1周で粘る必要はない
即死系のアイテムなど一部の隠し要素は場所が分かりづらい。報告されている範囲では、寝室のイベントルームにある宝箱にそうしたアイテムが収められているケースがあるので、コレクション目的なら寝室まわりの宝箱は一通り開けておくとよい。
補足
クリアまでの目安は探偵(警察)エンドで4時間前後、両ルートやサブを含めて回収していくと7時間ほどになる。ボイスは付いていないため、声付き作品に慣れている人は事前に承知しておきたい。装備欄に「オカズ」という項目が用意されているのもこの作品ならではのシステムで、設定するとオナニーまわりの演出に反映される遊び心がある。
進行上の小さなストレス点として、蒸気の補充演出がやや長いこと、受注済みの依頼を一覧で見返しづらいことが挙げられる。とはいえミニマップとガイド表示のおかげで道に迷って詰むことはほぼなく、戦闘も回復スキルと蒸気ナックル強化で十分まわるため、ゲームが得意でない人でも最後まで通しやすい。バージョンによっては特定の進行で回収不能になる不具合報告もあるため、ルート分岐の直前やボス戦の前などはこまめにセーブを分けておくと安心だ。
クールでボーイッシュなソフィーが、捜査のためと自分に言い聞かせながら少しずつ理性を失い、表面上はクールさを保ったまま快楽に流されていく――その段階的な変化を追うのがこの作品の遊び方の中心になる。1周目は好きなルートでストーリーを通し、2周目で淫乱度を下げ切ってサブイベントと回想を埋める、という二段構えで進めれば、無理なく全要素に手が届くはずだ。









