
6軸スコア
作品の個性を6方向から可視化する独自指標。SweetScore(総合点)では見えない強みと弱みが分かります。
攻略のポイント
「死神商館RExEX」は、死神シイネの代行として宿屋兼商館を経営し、稼いだカネで女冒険者たちを仲間にしてハーレムを築く経営シミュレーション+RPGだ。前作「死神娼館」のリメイク+大幅拡張にあたり、システムが大きく整理されて遊びやすくなった反面、シーン数500超・クリア80〜100時間というボリュームに圧倒されやすい。ここでは経営・戦闘・育成・周回まで、進行で迷いやすい点を中心に攻略のポイントを押さえていく。
経営パートの稼ぎ方とカネの回し方
このゲームは「カネがすべて」を地で行く構造になっている。拠点を広げるのもカネ、キャラを強くするのもカネ、仲間を増やすのもストーリーを進めるのもカネで、序盤に金欠で詰まると何も動かせない。まず意識したいのは敷地内の建物配置だ。建物の建設・解体はノーコストで何度でもやり直せるので、模様替え感覚で最適化していい。
効率を上げる定番の組み方は、入り口付近にレストランを並べて集客し、その近くに休憩所、奥に調理場・倉庫・宿屋といった生産・補助施設をまとめる形。客はマップ右端の画面外から朝に入ってくるため、収益が出始めるのはゲーム内時間で正午前後とワンテンポ遅い。これを見越して朝のうちにシイネアイコンの「神の祝福」を11〜12時あたりで使い、客足が伸びるタイミングに合わせると稼ぎが安定する。
最大の落とし穴が税金だ。1日の終わりに売上を溜め込んでいるほど多く徴収される仕様で、貯金プレイは損になる。日付が変わる直前に投資・派遣・施設強化でカネを使い切るのが鉄則で、これを徹底すると税金をほぼゼロに抑えられる。投資は組織への献金で各勢力と仲良くなりイベントを進める役割も兼ねるため、余ったカネは寝かせず常に回す意識を持っておきたい。商品開発は一度作れば在庫の概念なく無限に販売できるので、ダンジョンで集めた素材で開発をコンプリートしておくと販売ラインナップが厚くなり、収益効率がはっきり上がる。
ダンジョン探索と戦闘・スキルの組み立て
ダンジョンは全20個と数が多く、ここでレベル上げと素材集めを進める。道中の雑魚は接触するだけで倒せるため、レベリングと素材回収は驚くほど楽。むしろ積極的に触って経験値を稼ぐのが推奨される。死亡してもデスペナは経験値が入らない程度で、強化内容は引き継がれ、すぐ元の場所へ戻れるので実質ノーリスクだ。
戦闘は前作の装備システムが廃止され、キャラごとのスキルパネル制になった。習得できるスキル数には上限があるので、各キャラに役割を決めてから取得スキルを選ぶのがコツ。序盤〜中盤にかけて優先したい重要スキルは以下のあたり。
- エネミーサーチ/トラップサーチ(探索が一気に快適になる。これが揃うまでは罠ダメージや不意打ちが多くストレスになりがち)
- 戦闘終了時HP・MP回復、およびHP・MP回復魔法(補助・回復はターンを消費せず使えるので必須級)
- レアアイテム率プラス(素材・収集効率アップ)
- 先制の矢雨/ターンアンデッド(雑魚殲滅と対アンデッドで活躍)
- チェイス系スキル(追撃で多段ヒット。軽視されがちだが終盤の火力源として大化けする)
パーティはダンジョンへ最大6組編成でき、各組はプレイヤーが操作するメインキャラ1名と、ステータスを上乗せするサブキャラ1名で構成される。サブは控えに置くと戦闘経験値が入らないため、レベルを上げたいキャラは定期的にメインへ入れ替える必要がある点に注意。
雑魚戦はセミオート任せで快適だが、ボス戦は手動でバフを盛るのが最重要バランス。敵の攻撃で一瞬で溶ける場合は、ダメージ軽減スキルを使えていないことがほとんどだ。広範囲の高威力スキルは雑魚に、追撃のチェイスは硬い敵に、と使い分けたい。多くのボスは雷属性に弱いため、サンダーウェポン・サンダーブースト系を組み込むと攻略が安定する。聖属性も通りやすい。終盤は主人公・シイネ・デシルス以外のキャラが各ボス戦で一度しか出撃できなくなる場面があり、その回限りの参加キャラはスキルを温存せず撃ち切るのが正解。最終盤はパーティ総力戦になるので、ラスボス前に一度スキル構成を見直しておくとよい。なお唯一クセが強いのがクジラ戦で、ここだけイレギュラーな立ち回りを要求されるので苦戦したら編成を組み直そう。
ヒロイン・モブ店員の育成とセクハラおさわり
仲間にできる女性は、メインヒロイン約20人+サブヒロイン9人+ランダム生成のモブ店員と非常に多い。モブ店員は大枠7〜9パターンの体型・髪型・髪色・眼鏡有無などがランダムで組み合わさり、ぺたん娘からロリ巨乳、豊満なお姉さん系まで幅広い。お気に入りを探す「モブ厳選」だけで時間が無限に溶けるのはこのゲームの名物だ。
店員のステータスは初期値だと男性のほうが高く出やすいが、女性店員は夜伽(密着モード)でお気に入り判定を付けると店員性能が大きく跳ね上がる。一見EランクやDランクばかりで使えなく見える人材も、スキルを変更するとあるステータスがBランクまで上がることがあるので、雇用後にスキル構成を見直して厳選するのが定石。特性は変更可能でパターンも決まっているため、産廃に見えても主力に化ける余地がある。
おさわり(セクハラ)モードは前作より成功率が緩和され、レベルが上がりやすくなった。ヒロインのセクハラ耐性(胸)を上げると対象のバストが実際に成長する仕込みもあり、80→90、カップでC→Fまで伸びるキャラもいる(貧乳キャラは微増か据え置きなので好みに応じて)。一度関係を持った相手はしばらく放置すると不満が溜まり仕事のパフォーマンスが落ちるため、多人数を抱えるほどステータスのチェックと夜伽のローテーションが必要になる。これが後半の手間にもなるので、本当に育てたい子を絞り、夜伽モードでオキニと確実に毎晩イチャイチャしていく運用が現実的だ。
NTR要素の扱いとシーンの取りこぼし防止
本作は「ハーレム」を掲げており、基本は主人公との純愛・女性上位がメイン。ただし2個目以降のダンジョンで乱暴されるヒロインが登場し、ここがNTR・凌辱要素にあたる。これらは「とあるキャラの妄想・創作」だったり、ギリギリで主人公が助けに入ったり、死神のカネのチカラで「無かったこと」にできる構造になっているため、ストーリー本筋には影響しない。
注意点として、オプションでデフォルト「NTRシーンを非表示」にチェックが入っている。NTRを見たい人は最初にこのチェックを外す必要がある。逆に苦手な人はそのままにしておけばスキップできる。寸止めで回避したキャラのシーンも、後に妄想という形で補完できる。表クリア後のEXシナリオでは描写が踏み込む場面もあるので、NTRが地雷の人はEX突入前に設定を再確認しておくと安心だ。
シーンは分割されていることが多く、途中で終わる・途中から始まる構成になっている。全回収を狙うなら、全開放機能は本編クリア後に解禁される点を覚えておこう。モブ店員にも通常・奉仕系・積極的の複数パターンの一枚絵が用意されているため、コンプを目指すと膨大な時間がかかる。お気に入り以外は途中からスキップ前提で進めるのが現実的だ。
周回・EXシナリオとクリア後要素
「クリアした」と思ってもそこからが本番で、表ストーリークリア後にEX(アフター)シナリオが始まる。表クリア時点でシーン回収率は半分以下、未登場のヒロインすらいることが多いので、エンドロールはまだ折り返し地点だと思っておくとよい。EXシナリオではこれまでの登場キャラがフル出演し、前作で回収されなかった伏線(ゴブリンの出自、ルシウスの正体、転生前の主人公が誰だったか等)にも答えが出る。前作プレイ済みなら本作を前作のトゥルーエンドとして楽しめる作りだ。
ただしEXのボスは非常に硬く、HP過剰気味の調整になっている。ここでも雷・聖属性とバフ・デバフ軽減を徹底し、スキル構成と控えのステータス特化を見直してから挑むと安定する。
クリア後は強くてニューゲームで周回が可能で、次周を楽にする引き継ぎや、あえて縛りを付ける選択が用意されている。ミッション系(「開発しよう」「派遣しよう」等)は先に条件を進めてしまうとクリアしづらくなるものがあるので、キャラ個別ミッションはまとめて後半に処理するほうが楽。逆に育成を後回しにしすぎると2周目で取り返しに手間がかかるので、計画的に進めたい。
補足
クリアまでの目安は効率プレイで35時間前後、じっくり全回収すると100〜130時間に達する大作で、1日の終わりごとにセーブできる区切りの良さが救いになっている。価格は同人としては高めだが、商業フルプライス級のボリュームに対しての設定だ。サークル冥魅亭の世界観は「ダンジョンタウン」「ケモミミ調教」「死神教団」など過去作と地続きで、それらをプレイしているとニヤリとできるエピソードが各所にある。本作が気に入ったら過去作にも触れてみると、用語やキャラのつながりでさらに深く遊べる。なお操作はマウスとキーボードを併用する場面があり、決定が長押し式のUI(建築など)やホイールスクロールの反応の鈍さにクセがあるので、最初の数十分は操作に慣れる時間と割り切っておくとストレスが少ない。










