
6軸スコア
作品の個性を6方向から可視化する独自指標。SweetScore(総合点)では見えない強みと弱みが分かります。
攻略のポイント
死神スケアクロウの記録をたどる「黒の案山子」シリーズの一作で、瀕死の主人公が悪魔ジャックオーと契約し、命を生む宝石【アイスハート】を巡る争奪戦・怪奇な魔物の出没・集団催眠事件という3つの事件の真相を追うRPGだ。聖剣のセシリアから続くya-ho-gamesの戦闘システムを下敷きに、ピッキングや隠し通路といった探索の比重がぐっと増している。エロは催眠と凌辱が二本柱で、夜の催眠・敗北・拉致監禁を軸にヒロインたちが段階的に堕とされていく。フルボイスで約69シーン、後のアップデートで9シーンが追加されている。ここでは1周をスムーズに走りきり、エロ回収と隠し要素まで取りこぼさないための手順をまとめる。
まず難易度とエロ回収の方針を決める
このゲームは進め方によって「クリアまでにエロシーンに一度も遭遇しない」という現象がごく普通に起きる。敗北しなければ凌辱シーンは発生せず、夜の催眠も純潔クリアには影響しない設計のため、慎重にプレイすると本当にエロを見ずにエンディングへ着いてしまう。これを理解した上で最初の方針を決めるのが肝心だ。
- 回想全開放が目当てなら、まずノーマルで「救済エンド(処女クリア)」を取る。救済エンドに到達すると約69シーンの回想がすべて解放されるので、1周目はエロを我慢してクリアに集中し、2周目以降に回想部屋でまとめて回収するのが効率的。クリア時間はノーマルで概ね6〜7時間が目安。
- イージーは回想全開放の対象外。楽に進めたくてもイージーを選ぶと取りこぼすので、エロ完全回収を狙うならノーマル以上を選ぶこと。
- わざと敗北したくない、寝取られ感を強く出したいならハード以上。難易度が上がるほど「守りきれなかった」状況が自然に発生し、敗北凌辱や拉致が起こりやすくなる。
- 真ラスボス・隠しエピソードを狙うなら、救済エンドのクリアデータを引き継いでカースブレーカー等の高難易度へ。レベルと装備をそのまま持ち越せるので、2周目は格段に楽に走れる。「しばり」「所持数3」「修羅極」といった制限モードもあり、緊張感を求める人向け。
戦闘はEXターンとクールタイムを理解すれば一気に楽になる
序盤の雑魚にすら負けかけるという声が出るのは、戦闘チュートリアルが無く、独自のEXターンとクールタイムを把握しないまま戦うからだ。ここを掴むと「ずっと自分のターン」状態を作り出せる。
- EXターンは連続攻撃・連鎖攻撃・弱点突きで発生し、そのターン中にもう一度行動できる。連撃が出る武器や弱点を突くスキルを軸に組み立て、EXターンを連鎖させると格上相手でも一方的に攻め立てられる。火力を出す行動を起点にEXを伸ばす意識を持つこと。
- 一部の強力スキルにはクールタイムがある。撃ったら数ターン使えなくなるので、クールタイム中をどう繋ぐかを考えて通常攻撃や別スキルを挟む。難しい技術介入は無いので、弱点・耐性・素早さの3点だけ押さえれば十分回る。
- 属性の短剣を左手に持って二刀流にできる。盾の代わりに隠し武器の属性短剣を装備すると攻撃の幅が広がり、敵の耐性に合わせて持ち替えられる。
- 武器の調達は店売り・鑑定・聖域の宝箱・メダル交換の4系統。序盤は武器が高くて買えないので未鑑定品を鑑定して凌ぎ、中盤は人数分の隠し武器(属性武器)が揃うのでとりあえず配り、終盤は店売りの連撃武器か鑑定の大当たり+属性武器で固めると安定する。
- レベル1クリアも理論上は可能なほど自由度が高い。アイテムをかき集めて武器を整えれば序盤から無双できる場面もあるので、苦戦したらレベル上げよりまず探索と装備の見直しを優先したほうが伸びる。
ピッキングと隠し通路が探索の核
今作最大の新システムがピッキングで、鍵のかかった扉や宝箱を自前でこじ開けられる。中身が豪華なので優先的にこなす価値があるが、クセが強いので扱い方を覚えておきたい。
- ピッキング用ツールは無料で無限に手に入るが、一度に持てる数に上限がある。難易度は高めで何度も挑戦することになるため、ツールを切らさないようこまめに補充しながら進める。
- ピッキングが面倒ならメダル交換のマスターキーで代替できる。マスターキーを使うとピッキング無しで鍵が開くようになり、確認された範囲ではマスターキー運用でも取り逃すトロフィーは無い。細かい操作が苦手なら早めにメダルを貯めて交換してしまうのが快適。
- 鍵のかかった宝箱には終盤まで通用する強装備が眠っている。主人公に装備させて殴るだけでラスボス手前までは押し切れるほどの武器が手に入るので、ピッキングは戦力の底上げに直結する。
- 隠し通路・隠し扉はレトロRPG級に思い切った配置。壁に向かって決定ボタンを押すと開く通路が各所にあり、一瞬バグかと思うレベルで仕込まれている。怪しい行き止まりや不自然なオブジェクトは片っ端から調べる癖をつけたい。動くタル・タンスなど「掴んで引ける」仕掛けも多い。
知恵試しの聖域と聖域巡り
探索の山場が知恵試しの聖域を含む聖域群で、ここで詰まる人が多い。考古学者ジーナを軸にした攻略になる。
- 知恵試しの聖域のオブジェクトは見た目に騙されないこと。一番下の列・中央にある「押すことしかできないように見える」オブジェクトは、実際には掴んで引ける。押せないからと諦めず、引く操作を試すのが突破口になる。星柄の石なども同様に掴み引きの判定が隠れている。
- ジーナは大器晩成型なので、聖域巡りで石碑を集めて育てる。聖域の石碑を解読していくと終盤に頼れる戦力になり、考察面でも情報が補完される。序盤に弱いからと外さず、聖域を回って育成しておくと後半が楽になる。
- 探索でフラグを踏み損ねるとイベントやエンドの条件を満たせなくなる。こまめなセーブを複数スロットに分けること。通行人NPCに進路を塞がれて詰む・イベントが順不同で発生する・昼夜サイクルが噛み合わないといった不具合報告があり、引っかかったらロードでやり直すのが確実。1スロットに上書きし続けると詰みかねないので必ず分散させる。
エロの発生条件と各シチュの押さえどころ
エロは大きく夜の催眠と敗北・拉致による凌辱の2系統。受付嬢の催眠が看板だが、実際の比重は凌辱寄りなので狙い方を分けて考える。
- 夜になると催眠にかかった仲間がフラフラ徘徊する。これは純潔クリアに影響しないので好きに観賞してよい。受付嬢の催眠は常識改変・誤認系で、変態行為を業務と誤認させてのエロ開発からビデオレター・妊娠報告へと進む流れ。ガッツリ催眠にかかるのは青髪の受付嬢が中心で、他キャラの催眠要素は控えめ。
- 凌辱は敗北時と拉致監禁から発生する。全滅すると仲間の女性が捕らわれ、迅速に救助しないと好き放題されてしまう。捕らわれたNPCの救出を一度でも躊躇うと展開が悪化する分岐もあるので、救えるものは早く救う。
- 救済アイテムが存在するため、全滅さえしなければ純潔クリアは難しくない。日付を適当に進めるだけでは催眠は進行せず、敗北のたびに段階が進む仕様なので、エロを見たいなら能動的に敗北する必要がある。生きているヒロインの処女は基本的に守れる。
- ボテ腹・薬物漬け・廃人・性奴隷化など堕ちの末路まで描かれる。最も悲惨なケースでは四肢欠損のリョナ表現に踏み込むが、流血や切断の直接描写はぼかされており、過激さ自体は控えめ。ただしサンプル画像に過激な場面がほぼ載っていないため、サンプルの印象より実際はかなりダーク。リョナ・凌辱耐性が無い人は注意したい。「かわいそうが可愛い」と感じるタイプには段階堕ちの描写が深く刺さる作り。
- 主人公の性別は男女選べるが、女主人公が性的被害に遭うイベントは無く、主人公視点のHシーンも存在しない。寝取られ感を出したいなら男主人公を選ぶ。立ち絵が変わるだけでエロ内容に差は無い。
補足
ストーリーは叙述トリックと思い込みを利用した複雑な構成で、専門用語も多く、飛ばし読みすると置いていかれる。1周で全情報を拾いきるのは難しく、エンドの条件探しも歯ごたえがあるので、考察したいなら2周目前提で腰を据えるとよい。エンドは概要を掴む程度のものから、伏線を回収しきった上で迎える救済エンド、さらに高難易度の引き継ぎ周回で見られる真ラスボス・隠しエピソードまで段階がある。マリアの捜索・救出が救済ルートの大きな鍵になるので、教会まわりのイベントや動くタルなど怪しい仕掛けはスキップせず潰しておきたい。
モブNPC一人ひとりに作り込まれた長台詞が大量にあり、世界観を深く描く一方で前半は読むのが重い。攻略を急ぐなら会話を流し、エンド後に世界観をじっくり読み返すという二段構えも手だ。動作はWindows10推奨で、Windows11だとオート再生が正常に働かないという報告があるため、自動送りが効かない場合は手動送りに切り替えると安定する。本体価格は¥2,090に設定されている。アップデートで回想・エロステータス・周回機能が拡充されてきた経緯があるので、最新版で遊ぶほど取り回しが良くなっている。










