
6軸スコア
作品の個性を6方向から可視化する独自指標。SweetScore(総合点)では見えない強みと弱みが分かります。
攻略のポイント
サークル「ちょころ小屋」の第2作という位置づけ
本作は『サウナ内でのあるある ~ほっこり日常編~』から直接続く第2弾で、前作の発売から約3年を経て届いた続編にあたる。タイトルこそ「あるある」だが、銭湯でそんなことが起きるわけもなく、その「ねーよwww」と突っ込みたくなる非日常をほのぼのとしたBGMとおっとり少女の表情で包み込む作風が一貫している。アニメ調にデフォルメされた3Dモデルが終始ぬるぬると動く動画作品で、リアル系の3D顔が苦手でも見やすい絵柄になっている。
前作は舞台がサウナだったのに対し、今作は浴場全体に舞台が広がった。そのぶん水・泡・湯気・水面の反射といった液体表現が一段と作り込まれていて、光が水面に複雑に反射する描写や、体を洗うときの泡の質感・泡の音まで丁寧に作られている。冒頭で前作のあらすじを流すパート(ON/OFF切り替え可能)が入るので、今作から始めても話の流れに置いていかれることはない。
視聴の進め方とモード構成
進行は大きく「ストーリーモード」と「ぎゃらりぃ(回想)モード」に分かれる。ストーリーモードはクリックで読み進めるフラッシュ動画形式で、各シーンでカメラワークを選択できる作り。回想モードは喘ぎ声・効果音などのボイスはあるがセリフはほぼ無く、「前のページに戻る」「次に進む」「回想メニューに戻る」の3ボタンだけでサクサク見られる。
重要なのは、起動直後の時点で「ぎゃらりぃ」に全シーンの画像・映像が最初から開放されている点。会話に興味がなく映像だけを目当てにする場合は、最初からギャラリーで全部見られる。時間がないときにお目当てのシーンへ即アクセスできるので、実用面で扱いやすい。逆にセリフ込みで雰囲気ごと追いたいなら、ストーリーモードで青年と少女のやり取りを読むとよい。文字でのセリフが中心で、ボイスは喘ぎ声と効果音に絞る仕様になっているため、声と動きのタイミングがぴったり同期しているのが見どころになる。
なお今作はインストーラを使用する形式のため、購入前に体験版で自分の環境で動くか確認しておくと安心。
2ルート構成と「もうひとつの続き」の出し方
本作には2つのルートがあり、2周目は完全に別ルート(前作の裏ルート後の世界線からの続き)に切り替わる。つまり実質2エピソードぶんが収録されていて、すべてを見て「トゥルーエンド」に到達するには2周することになる。トゥルーエンドは二人の関係を温かく締めくくりつつ、さらなる続編の余地も残す結びになっている。
ポイントは、ある操作をすると前作の別ルートからの続きがプレイ可能になる仕組みがあること。前作で分岐したストーリーの「その後」が両ルートぶん入っているので、前作をプレイ済みの人ほど取りこぼしなく回収したい。体位や中出しのパターンも前作のおよそ倍に増えており、2ルートまたぎで見るとボリュームの差をはっきり感じ取れる。
収録シチュエーションの中身
エッチパートは前作同様、「互いを愛撫して快感を高め合う前半」と「他の客に見られながらの後半」という二段構成が基本になっている。収録シチュエーションはざっと10個前後と幅広い。
- 体を隅々まで洗ってあげる前戯シーン(特に胸や股間を泡で洗う場面が作り込まれている)
- 湯船の中でお互いに触り合う、寝湯でのセックス
- 洗い場でのセックス、対面座位・騎乗位・恋人つなぎといった密着体位
- 少女のオナニーシーンと、その後のクンニ
- 銭湯の他の客に見られながらのオナニー・セックス
前作になかった女性優位の騎乗位や対面座位が加わっているのが今作の伸びしろで、恋人つなぎをしながらの騎乗位など、甘さと密着感を両立した場面が増えた。クンニ後のぴくぴく痙攣する動きや、愛液が糸を引く描写など、細部の挙動にこだわった作りになっている。
「見られながら」の衆人環視シチュは好みが分かれるところだが、登場するモブはすべて影(シルエット)のみのソフトな描写で、直接行為をするのは主人公だけ。挿入されるような展開やNTR要素はないため、覗き・露出が苦手でも見やすいよう配慮されている。少年が体に少し触れる程度の場面はあるので、その点だけ留意しておくとよい。
このヒロインの見どころ
主役の少女は、見られると興奮する性癖を持ちながらも恥ずかしがり屋という、ある種ちぐはぐな性格付けがされている。押しに弱く、青年のおねだりに優しく応えてくれるおっとりした性格で、ときおり母性を感じさせる仕草を見せる。体型はロリ寄りだが直球のロリではなく、素朴で地味めなところがかえって愛着につながるよう描かれている。
3Dとは思えない柔らかな肌の質感、ハリと揺れ方、触れた瞬間にビクッと反応するモーションなど、女の子の細やかな動きに作りの丁寧さが出ている。ボイスがモーションと完全同期しているおかげで、ピストンのタイミング・クリに触れたときのリアクション・イッた後のため息までリアルに感じられる。喘ぎ声や効果音は浴室の反響(ガラス越し・水中など、カメラ位置に応じた空間処理)がかかっていて、ヘッドホンやイヤホンで聴くと臨場感が増す。
おまけとしてBGM集とゲーム内未収録の画像集が同梱されている。新規BGMも追加されており、まったりした曲調はそれ単体でも流しておける作りになっている。
補足
DLsiteでの評価は星4.62(レビュー54件・販売1万本超)と高水準で、価格に対して内容量が多い。一部に惜しむ声として、精液の挙動がやや不自然という指摘や、フェラなど女の子主体の愛撫がもう少し欲しかったという要望はあるものの、和姦・甘々・癒し系で抜ける動画作品を探しているなら外しにくい一本。前作『サウナ内でのあるある ~ほっこり日常編~』とまとめて見ると、本作の2ルートに前作の分岐も合わせて時系列で追えるので、シリーズとして通しで見るのが向いた追い方になる。次作があるとすれば舞台がまたどこかへ移る可能性が示唆されており、シリーズの今後にも余地が残されている。






