
楽園のアルテミス
くじらぼ。11,692件の評価に基づく総合スコア
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最終確認: DLsite 2026-06-17 / FANZA 2026-06-17 / Steam 2026-06-18
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6軸スコア
作品の個性を6方向から可視化する独自指標。SweetScore(総合点)では見えない強みと弱みが分かります。
攻略のポイント
『楽園のアルテミス』はくじらぼ。が手がける淫紋バステRPGで、前作『ラストエンブリオ -はじまりの物語-』の外伝にあたる。天使に滅ぼされた世界で魔術師クラウディアが神器を手に運命へ巻き込まれていく王道ファンタジー枠組みのなかに、バッドステータスがガチで戦闘ペナルティになる骨太なゲームバランスと、罠拘束・敗北H・ドットエロ・街中セクハラ・売春・百合ふたなりなど多彩なシチュエーションが詰め込まれている。プレイ時間は処女クリア狙いで3〜6時間、全シーン回収+周回まで含めても10時間前後で一通り走り切れる中編ボリュームになっている。
序盤の進め方と金策
ゲーム開始直後は通常体のクラウディアでイベントを進める形になり、戦闘モードに入ると神器の力で大人体型(巨乳)に変身する仕組みなのを最初に押さえておきたい。街中の自慰やセクハラ系のH表現はロリ体型、戦闘エロと敗北エロは大人体型で起こるので、CG回収時にどちらのモードでシーンが発生しているかを意識すると見落としが減る。
序盤最大の難所はゴブリンの洞窟で、淫紋が刻まれてからの探索になるためバッドステータスを軽率に増やすとあっという間に詰みかける。先にレベルを8前後まで上げておくと洞窟内のザコは接触するだけで経験値・アイテムが入る「触れキル」状態になり、戦闘画面を経由せずに進めるようになる。この触れキルが本作の金策の本体で、ゴブリン洞窟には換金アイテムの盾と復活する宝箱が配置されているので、ここを周回するだけで序盤資金がぐっと安定する。
金策が回り始めたら、まずバッドステータス解除アイテム(治療系)を多めにストックし、続けて店売り防具を強化していくと中盤までほぼ詰まなくなる。素材から自作する装備よりも、序盤段階で売っている既製の防具のほうがイベント戦闘での生存力が高くなる場面が多い。
戦闘と魔法属性「地層」システム
戦闘は通常のターン制コマンドバトルだが、本作には使用した魔法によって戦場の属性(地層)が変化し、続く攻撃の威力が増減する仕組みが組み込まれている。クラウディアは魔術師なので、地層を意識しながら同属性の魔法を重ねていけば、レベルを抑えていてもダメージを大きく伸ばせる。
敵の攻撃は痛めに設定されていて、何も考えずに殴り合うとレベル差以上に消耗するため、序盤〜中盤は属性弱点を狙う動きを基本にしたい。敵HPが数値表示され、選択中の魔法が弱点かどうか事前に分かる親切設計になっているので、コマンド選択時に弱点表示を確認してから決定すると無駄打ちが減る。
仲間の3人(サティア・メル・ラビィ)は会話や物語上では同行するものの、戦闘自体はクラウディア単独で行うのが原則になっている。仲間が戦闘に絡まないぶん、防御コマンドや回復魔法のターンを自分で組み立てる必要があり、HP・MP管理は早めに習慣化しておきたい。MPはアイテムでも回復できるが、序盤は金欠になりやすいので、地層を組んで一撃で削る運用のほうがコスト効率が良い。
バッドステータスと淫紋の扱い
タイトルにもなっている淫紋=刻印は中盤付近のイベントで刻まれる。以降は罠拘束、敵のMP吸収攻撃、敗北Hなどを経験するたびに永続バステ(寄生体質、継続陰核勃起、毎ターン疼く等)がどんどん上書きされていき、ステータス低下・スリップダメージ・行動阻害が積み重なる仕組みになっている。
このバステはあくまでガチのデバフであり、感度上昇のような演出フレーバーではない。20種以上スタックすると2ターンに1回絶頂で行動不能になり、敵に勝てなくなる。一方で全バステは治療アイテムで解除でき、ゲーム内には救済アイテムも用意されているので、回収を急ぐあまり詰むことはまずない。CG回収を全力で進めたい場合は、ゴブリン洞窟の金策で資金を作って解除アイテムを大量買いしておく流れがそのまま王道になる。
逆に処女クリアを狙うなら、罠タイルを意識して避ける動きが必須になる。見た目が女性だからと油断すると、罠から始まる戦闘でふたなり相手に処女を喪失するパターンがある点に注意したい。回想ルームのトラップ項目が最初から全開放されているので、開く前に「仕様について.txt」を一度読み、ネタバレを避けたい人はそちらを参照してから本編を進める順番が無難になる。
Hシーン回収とシチュエーション分布
エロは大きく分けて、罠拘束→戦闘エロ、敗北H、ドットエロ、街中イベント(自慰・セクハラ・売春)、そしてストーリーイベントHの5系統で構成されている。戦闘エロ以外は基本的に回想ルームから直接呼び出せるが、戦闘エロだけは敵がどの部位を攻撃してくるか次第で見られるシーンが変動するので、回想ルームから飛んでも全パターンを見られるとは限らない。
戦闘エロのコンプを目指す場合、対応する敵がどのシチュエーションを持っているかを把握したうえで、防御連打で攻撃を待ち構える戦い方が効率的になる。とくに敵のMP吸収攻撃や拘束攻撃を意識的に受けに行く運用が、戦闘エロ回収の基本ムーブになる。
シーン傾向としては、男性キャラがほぼ登場しない世界観のため、対魔物の異種姦が約5割、百合・ふたなり(味方3人をふたなり化できる)が約3割、対男性は売春系の本番なし中心で約2割という配分になる。天使陣は両性具有設定でほぼふたなりで責めてくるので、ふたなりが苦手な人は事前に把握しておくと判断がぶれない。ゲームオーバーH自体は無いが、敗北しても戦闘から復帰してバステだけが積み上がる仕様なので、ロスト不安なくシーンを掘りに行ける構造になっている。
エンディング・周回・隠し要素
メインストーリーは体験版部分から物語の折り返しに該当し、本編開始から1〜2時間ほどで素材集めパートに突入する。素材ダンジョン3箇所を回ったあと、いきなり真実が明かされてラストダンジョン直行になる流れなので、装備強化や合成は素材集めの段階で済ませておきたい。武器はストーリー進行に応じた段階強化制で、店売りや素材からは作れない仕様なのを覚えておくと、強化素材の使い道で迷わない。
エンディングは通常クリア、処女クリア、〇〇堕ちバッドエンド、娼婦エンドなど複数分岐が用意されている。バッドエンドは対応するバステを十分に積んだ状態で特定イベントを踏むと到達でき、エンディング後にも実績解除が残るので周回が前提になる。
周回プレイではレベルと一部装備を引き継げるため、2周目はおおむね1時間以内でクリアできる。ただしオープニングムービーはスキップ不可なので、複数エンディングを回収するときは「セーブ枠を本編折り返し付近で取っておく」運用のほうがOPを毎回見るより断然速い。
実績は2周以上必須のものが含まれており、ラスボス直前のセーブを残しておくと、その分岐から処女ED→堕ちED→通常EDなどを差分回収しやすい。称号系のなかには現在のバージョンでは取得できないものも数件含まれているという報告もあるので、全埋めにこだわるならアップデート情報を確認してから取り掛かるのが無難になる。
補足
本作は王道ファンタジーRPGの骨格に、淫紋・バステ・拘束戦闘エロ・ふたなり百合をまとめて積んだ中編という位置づけになる。じっくり育成して読み物として味わいたい層からは「壮大に始まったストーリーがラストダンジョンで急ぎ足になる」「設定の風呂敷を畳み切らずに続編に投げる」といった指摘が出ており、評価が分かれるのは主にここ。続編『ラストオブファンタズマ』へ繋がる外伝という前提を最初に把握しておくと、ラストの駆け足展開も「次回作への引き」として受け止めやすくなる。
逆にエロRPGとしての完成度はかなり高く、CG・UI・声優・BGM・戦闘立ち絵差分まで隅々まで手が入っている。クールで心優しい主人公が抗いながら堕ちていく過程、罠拘束戦闘、永続バステによる開発感、処女クリアか淫乱化かのプレイヤー選択といった要素が好みに合う人なら、価格に対してかなり長く遊べる構成になっている。
前作『ラストエンブリオ』未プレイでもストーリーは追えるが、サティアたち仲良しメンバーの背景や世界観の機微は前作経由のほうが理解しやすい。本作を遊んでから前作に遡るプレイ順でも十分通じるので、興味を持ったほうから入って差し支えない。プレイ環境としてはCore i5-4590・メモリ8GB以上推奨、ファイルサイズ約880MB、ボイスは主人公クラウディア(藤村莉央)に部分付き、ゲームパッド対応となっている。
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