
6軸スコア
作品の個性を6方向から可視化する独自指標。SweetScore(総合点)では見えない強みと弱みが分かります。
攻略のポイント
サークルcapture1が手掛けた『サキュバス☆コネクト!!』は、サキュバスの世界に迷い込んだ少女・唯奈が、肉体と記憶を失ったサキュバスの力を借りて元の世界へ帰るために修行を積むカードバトルRPGだ。コマンドが毎ターンカードとして配られ、MPの続く限り何枚でも切れる独自システムを軸にしながら、戦闘もHシーンもフルアニメーションでぬるぬる動く。ここでは進行を詰まらせないための立ち回り、デッキ強化の順序、サキュバスレベルと変身の使いどころ、そしてイベント回収のコツを具体的に押さえていく。
サキュバスレベルと「経験値の入り方」を最初に理解する
このゲームで最も取り違えやすいのが、レベルの上がり方だ。フィールドのモンスターを倒しても唯奈は成長しない。経験値が入るのは町の男を誘惑したときと、サブクエストを達成したときで、これに連動して上がるのが「サキュバスレベル」。レベルの上限は20で、上がるたびにスキルポイントが手に入り、これがそのままデッキ強化に直結する。
つまり序盤に「敵を狩ってレベルを上げよう」と考えると一向に強くならない。町に戻って誘惑できる男を片っ端から相手にし、出ているサブクエストを消化するのがレベリングの本筋だと割り切ろう。フィールドの雑魚は経験値源ではなく、あくまで道を塞ぐ障害物という位置づけだ。
- 一度倒したモンスターのシンボルは、画面を切り替えて復活してもこちらから仕掛けない限り襲ってこなくなる。無理に殲滅せず、進路を確保したら先へ進んで構わない
- レベル連動で唯奈のセリフが変化する。おおむねレベル10前後を超えるとHな言い回しが一気に増えるので、エッチな反応目当てでもサキュバスレベルを上げる価値がある
カードバトルの基本 ― ドローとMPを回して回す
戦闘は自分のターン中、MPが尽きるか手札が無くなるまでカードを切り続けられる。MP回復カードとドローカードを軸に「踏み倒し」を組み立てるのが攻略の核心だ。手札を増やすドロースキルを連打して山札を掘り進め、MP回復で使用コストを賄えば、1ターンに大量のカードを叩き込める。
序盤はカードの種類も少なく攻撃力も低いので、攻撃カードと防御カードを引いた状況に応じて使い分け、相手の防御を下げてから殴るという堅実な立ち回りで十分に勝てる。難易度はもともと低めで、適正レベル帯であれば普通にプレイして負けることはまずない。不安ならイージーモードを選べばよく、イージーでもイベントやシーンに欠落はないので安心して使える。
転機になるのが中盤以降に解放される2枚のカードだ。「デッキから好きなカードをサーチするカード」と「使った後に手札のコストを0にするカード」を組み合わせると、雑魚はもちろんボス級のHPすら1ターンで溶かせる。ドローでサーチを手繰り寄せ、コスト0化で重いフィニッシュ技を踏み倒す ― この連続ドローからのコスト踏み倒しが、このゲームの最大火力ルートになる。
スキルツリーと装備でデッキを底上げする
デッキの強化手段は2系統ある。ひとつはスキルツリーで覚えるカード、もうひとつは装備カードだ。性能が高いのは圧倒的にスキルツリー側なので、サキュバスレベルで得たポイントは積極的にツリーへ振っていきたい。
ここで一点、構造上の注意がある。初期デッキの「攻撃」4枚と「防御」4枚、そしてスキルツリーで一度習得したカードは、デッキから外せない。つまり山札を圧縮して尖らせる遊び方はできず、初期カードが終盤になるとやや邪魔に感じる場面は出てくる。ただしツリーで取れるカードはどれも強力で腐りにくく、装備カードはいつでも付け替えられるので、編集の自由度が低くても火力は十分に伸びる。
- ツリーはドロー増強系とMP回復系を先に確保すると、上記の踏み倒しコンボが早く完成して道中がぐっと楽になる
- 装備カードは序盤に手に入るもので終盤まで概ね事足りる。新しい装備が出るたびに買い替える必要はなく、ドロー・初期手札を増やせる装備を優先するのが安定する
- お金はアイテムや能力アップの書物の購入に使える。戦闘で詰まりそうなら書物でステータスを底上げして突破できる
変身(サキュバスモード)と戦闘中のエロ攻撃
戦闘中、エッチな技を当ててテンションゲージを溜め切ると、唯奈がサキュバスへ変身する。変身中はステータスが大幅に強化され、強力な専用技が解放されるので、ボス戦は変身をいかに早く・確実に発動させるかが勝敗を分ける。誘惑系のカードでゲージを稼ぎつつ、変身後の上振れで一気に畳みかけるのが理想形だ。
戦闘中のエロ攻撃には演出面の特徴もある。特殊なHカードを切るとカットインアニメーションが入り、唯奈の状態(通常時かサキュバス時か)によってセリフが分岐する。通常時は恥ずかしがりながら、サキュバス時はSっ気を帯びた口調で、と性格が反転するので、同じ技でも見え方が変わる。ダメージで服が破れる表現もあり、体力が尽きてもニーソだけは残るといった細部の作り込みも入っている。攻撃側のエロアニメは回想からすべて見返せるので、戦闘中に飛ばしてしまっても回収できる。
Hシーン・回想の回収とイベント進行
Hシーンは大きく2種類。戦闘中に相手へエロ技を当てる/受けることで見られるものと、ストーリーやサブクエストで挿入されるイベントシーンだ。一枚絵のイベントシーンは基本15種類+射精後などの差分、戦闘Hアニメは基本12種類+差分という構成で、いずれもフルボイス・フルアニメーションで動く。
イベントシーンを取りこぼさないコツは、メインクエストを進める前に、町で発生しているサブクエストと誘惑イベントを先に消化しておくこと。進行に応じて新しい誘惑相手や行ける場所が増えるので、こまめに町へ戻って未消化のクエストを拾うと自然に全シーンが揃っていく。寄り道のように見えるサブクエストも、最終的にはラスボスまでの必須イベントとして組み込まれているため、結局はすべてこなすことになる。
- イベント内容は、奉仕にたどたどしい序盤から、複数の男をまとめて相手にする乱交、妊婦姿での色仕掛け(演出上の姿で実際に妊娠はしない)、恥ずかしがるショタを追い詰める筆おろしなど、サキュバス化の進行に沿ってどんどん大胆になる
- ラスボス戦に絡む敗北シーンも用意されている。勝ち進むだけでは見られない展開なので、シーンを狙うならあえて受けてみる選択もある
- 探索には迷路をクリア扱いにできる救済機能やワープ石が配置されており、移動でダレない作りになっている。詰みどころは基本ないが、終盤の一部ボスは戦闘形式が変わるため、それまでのデッキ任せだと手こずる場合がある。直前でセーブを分けておくと安心だ
補足
クリアまでの所要時間は寄り道込みでおおむね6〜8時間、まったり全イベントを拾っても10〜12時間程度のボリュームで、クリア後の引き継ぎやハードモードといった周回要素は無い。やり込みより一周を気持ちよく走り抜けるタイプの設計だ。難易度はノーマルでも控えめで、デッキが回り出す中盤からはオーバーキルが増えるため、歯ごたえを求めるなら格上の敵に挑む、初期カード縛りに近い立ち回りで戦うといった自主縛りで調整するとよい。
唯奈のボイスは七海こねこが担当し、サキュバスレベルの上昇に合わせて演技のニュアンスが変わっていくのが聴きどころ。ファイル容量は約1.13GB。Slay the Spireに代表されるデッキ構築型カードバトルをエロRPGに落とし込んだ作りで、ローグライクではなく回復手段の豊富なRPGとして調整されているため、カードゲーム初心者でも踏み倒しコンボの爽快感に手が届く。射精差分が1パターンに留まる点や敵側の一部にボイスが無い点は惜しまれるところだが、戦闘とエロの両方が常にアニメーションで動くテンポは最後まで途切れない。鬱展開やNTRはなく、内気な唯奈が一人前のサキュバスへ成長していく過程を明るいトーンで追える一本だ。






