
6軸スコア
作品の個性を6方向から可視化する独自指標。SweetScore(総合点)では見えない強みと弱みが分かります。
攻略のポイント
「雨のバケモノ」は、サークル肉助が手がける3D寝取られRPGである。殺人事件の濡れ衣を着せられた少年・雨野カケルが、義姉の進藤葵と義母の進藤渚が暮らす居酒屋に戻り、事件の真相を追う本筋の裏で、母娘が間男たちに侵食されていくという二層構造のサスペンスNTRになっている。プレイ時間は全ルート踏破でおよそ7〜10時間、容量は5.44GBと同人としては大ぶりで、エロシーンは静止画と3Dアニメーションを混ぜた構成、要所でオホ声や効果音も入る。このガイドでは、全ルート・全シーンを取りこぼさず回収するための進め方と、つまずきやすい箇所をまとめる。
序章(少年編)と本編(青年編)の二部構成を理解する
物語はある作品を思わせる船旅から始まる幼少期の序章と、成長後の青年期の本編に分かれている。序章はカケルと葵の馴れ初め、そして母娘を長年狙い続ける間男たちとの出会いを描くパートで、ここを丁寧にプレイしておくと本編の寝取られシーンの重みが段違いになる。
- 序章は1時間ほどかかるが、スキップして青年期から始めることも可能。時間がない場合や即エロシーンへ進みたい場合は飛ばしてもストーリー理解に支障は出ない設計になっている。
- ただし序章でしか見られない幼少期の葵の描写があるため、初回はスキップせず通すことを勧めたい。間男たちの執着の根っこがここで提示される。
- 本編は青年期のカケルが居酒屋に転がり込み、日常を取り戻しながら事件の真相に迫っていく構造。メインストーリーはカケル視点で進み、母娘が寝取られていく過程は回想シーンの形で確認する形式になっている。
ハッピーエンド(トゥルールート)を最優先で攻略する
このゲームは最初から全回想が開放されているわけではない。ハッピーエンドをクリアすると回想全開放スイッチが解禁されるため、まずはトゥルールートを目指すのが全シーン回収の最短ルートになる。
- ハッピーエンドへ進むにはマップを虱潰しに探索して本筋のイベントを拾い続ける必要があり、自力での到達は難易度が高め。フラグ管理が分かりにくい箇所があるので、肉助が公式に公開しているCi-enの攻略ページを開きながら進めると一気に楽になる。
- ハッピーエンドのルート中はHシーンが一度も挿入されない。その代わり、誰がどの母娘を狙っているのかという全体像と、超自然・ホラー要素を含んだミステリーの真相が提示される。この本筋を先に通しておくと、後で各間男ルートを見たときの落差と背徳感が跳ね上がる。
- 葵か渚いずれかの個別ハッピーエンドを迎えた時点で全開放スイッチが点く。さっさと抜きに走りたい人はここまでを一直線に進めればよい。
各間男ルート(種村・酒田・闇金・ボブ)への分岐と回収
ハッピーエンドルートから「些細な選択肢」で足を踏み外すと、各間男の個別ルートへ突入する。間男は4人おり、種村・酒田・闇金・ボブといった面々が、それぞれ違う手口で母娘を堕としていく。1ルートあたり3時間前後(イベント演出込み)と長く、一度に発動できるNTRルートは1本だけなので、ルート同士が混ざって割れる心配はない。
- ルートごとに葵と渚どちらが多く狙われるかの比率が変わる。葵はシーン数が多く堕ちるまでの過程をじっくり描く傾向、渚は比較的早く堕ちる。過程重視なら葵ルート、即堕ち寄りが好みなら渚絡みのルートを意識して回ろう。
- 間男個別ルートに入る前に必ずセーブデータを分けること。1周が長いうえ、ルートに一度ロックインされるとそのまま自動進行していく。チャンスは一度きりで、失敗を取り返す救済はその周には来ないため、分岐前のデータを残しておくと総当たりが格段に楽になる。
- 間男ルートはどれも胸糞展開で、カケルが職場を追われたり罪を擦り付けられたりと尊厳破壊が徹底している。酒田ルートのように居酒屋常連の典型的な間男が弱みにつけ込んで母娘を奪っていく流れは、ヘイトの溜め方が特に重い。
- ボブルートだけは主人公の性格描写が他ルートと大きく異なる特殊な展開になっている。違和感を覚えたら、ボブルートは回想だけで補完するという割り切り方もある。
隠しエンディング(間男復讐ルート)の解放条件
前作から引き継がれた本作の目玉が、各間男ルートに用意された隠しエンディングである。通常のままでは母娘が好き放題にされて終わるが、条件を満たすと「守護者」が未来を覗き見て、取り返しのつかない事態になる前に間男を始末する展開へ分岐する。胸糞だけで終わらせたくない人向けの救済措置になっている。
- 隠しエンドでは、葵は処女を失う前にインターセプトが入り、渚も手遅れになる寸前で救われる。竿役を地獄に落とせるので、復讐を求めるプレイヤーはここを狙う価値がある。
- ただし発動タイミングのヒントが分かりにくいのが難点。ヒントを見ても起動条件が掴みづらいので、ここも公式攻略ページを併用するのが確実。フラグが立つ場面でこまめにセーブして総当たりすると取りこぼしを防げる。
- 隠しエンドは間男を始末した時点でサラッと終わる。各ルートの凄惨な顛末は「あり得た未来」として割り切り、本筋では事件が解決して母娘が前へ進むことを確認してから回収していくと精神的に楽になる。
ミニゲームと探索まわりの注意点
ゲーム性そのものは難しくないが、いくつか引っかかりやすいポイントがある。
- ボーリングのミニゲームは投球数が5回設定で、人によっては疲れると感じる。目押し系のミニゲームには別の達成手段が用意されている箇所もあり、苦手なら回避ルートを取れる。ハッピールート終盤には意図的に負けさせられる強制敗北のミニゲームもあるので、勝てなくても進行不能ではない点は覚えておきたい。
- マップ探索は自由度が高い反面、ワールドマップへ飛ぶショートカットがなく移動がやや煩雑。本筋イベントも隠しイベントもマップを往復して探す作りなので、目的地が分からなくなったら攻略ページで現在の目標を確認すると時間を浪費しない。
- 構成フォルダ内に回想映像が入った「movie」フォルダがある。全クリア前にこのフォルダを直接開くと回想シーンのネタバレを踏むので、ゲーム内で正規に開放するまで触らないこと。
補足
葵(勝ち気で男勝りなポニーテールの幼馴染)と渚(亡き夫に操を立てる貞淑な未亡人)は性格が対照的で、同じシチュエーションでも反応がはっきり違うため、両ヒロインを目当てにしても回収する価値がある。3Dモデルは前作「僕と彼女と線香花火」からさらに肉感とアニメーション精度が上がっており、3D作品を敬遠していた人でも違和感なく入れる仕上がりになっている。一方で堕ちた後のシーンは過程に比べると控えめで、母娘が二人同時に絡むシーンはほぼ無いため、そこを期待しすぎないほうがよい。鬱・胸糞系の作風がはっきりしているので、ハードなNTRに耐性がある人ほど刺さる作品である。全エンド(トゥルー・各間男・隠し)をコンプリートしたい場合は、ハッピーエンド到達→全開放→各ルートをセーブ分けで順に消化、という順序で進めると無駄なく一周できる。価格は¥2,200に設定されている。フラグ管理に迷ったら肉助公式のCi-en攻略ページが最も頼りになる。






