
6軸スコア
作品の個性を6方向から可視化する独自指標。SweetScore(総合点)では見えない強みと弱みが分かります。
攻略のポイント
いなずまそふとの『トラトリトル! ~メイドさんにいたずらする探索系RPG~』は、屋敷のお坊ちゃまになって3人(+1人)のメイドにいたずらや甘えを重ねていく日常型おねショタRPGだ。戦闘も時間制限もなく、曜日と時間ごとに屋敷を歩き回るメイドへいたずらやおねだりを仕掛け、好感度を上げて個別エンドへ向かう構成になっている。
スキルツリーが「いたずら」「おねだり」の二系統に分かれており、覚えた技を組み合わせることでイベントが派生していくのが特徴だ。同じスカートめくり一つでも「前から/後ろから/透明化中/裸の状態/お風呂で」と派生パターンが用意されていて、攻略のうま味は「メイドの行動ルーチンを把握して、覚えたスキルを最適な瞬間にぶつける」点にある。
このガイドでは、序盤の体力・ポイント運用、スキル取得の優先順位、3ヒロインのルート進行のコツ、隠しイベントとサキュバスメイドの扱い、回想未登録イベントの拾い方までまとめて整理する。
ゲームの基本サイクルと最序盤の動き方
朝から夜までを1日として行動するシステムで、午前・午後・夜の3フェイズで時間が進む。各フェイズで坊ちゃまが取れる行動には体力(HP)を消費するものとしないものがあり、序盤はこの体力管理がやや重い。HPは昼食・夕食で自動回復するほか、厨房に置いてある栄養ドリンクで回復+精力回復ができる。最初の3〜4日は「勉強で最大HPを底上げしつつ、厨房ドリンクで精力を確保する」ルーチンを覚えれば、その後のいたずらが格段に回しやすくなる。
ちなみにHPは中盤までは勉強や生活行動で自動的に伸びる一方、ある時点から「勉強でしか上がらない」モードに切り替わる。スキルツリーを揃え始める時期にこの上限突破ラインに当たると、ポイント稼ぎのスピードがガクッと落ちて感じられる。週に1度は午前を勉強に潰すスケジュールを組んで、HP上限を伸ばし続けるのが安定行動だ。
行動の対価として手に入るのが2種類のポイントだ。良い行動(勉強、お手伝い、お出かけなど)でIP(いいこポイント)、いたずら系の悪さでWP(わるい子ポイント)が貯まる。これをサリアに渡すと「おねだり」と「いたずら」のスキルを教えてもらえる仕組みになっている。同じ行動でIPとWPを同時に得られる場面もあるので、序盤は「いたずら→怒られる→お手伝いで詫びる」のループでポイントを両建てするのが効率的。
WP稼ぎが滞ったときの裏技として、屋敷内に配置されている酒瓶を調べる行動がある。普段は咎められるが何度かに一度WPボーナスが乗り、加えて特殊セリフも回収できる。同じくマップ上に転がっているメイドの私物(パンツ・下着など)を拾うとフラグが立ち、後から本人に話しかけたときに反応が変化する。早めの周回でこのフラグ系の拾い物を全て押さえておくと、後半のイベントが連鎖的にほどけていく。
イベント進行に詰まったときの第一手は、自室左上の机にある「ヒント手帳」を読むこと。ここに各ヒロインのストーリー進行条件と、未達成のフラグがまとまっている。Xキーを押すと屋敷全体のマップと、各メイドの現在地・なかよしレベル・一言コメントが表示されるので、誰がどこにいるか分からないときは即マップを開く癖をつけておくとロスがない。
スキル取得の優先順位とコンボの組み立て
サリアの講習でWP/IPを支払って覚えるスキルは、取る順番でゲーム体験が大きく変わる。最優先で取りたいのは「透明化」と「鍵開け」だ。この2つが揃うと、入浴中の浴室や着替え中の私室に勝手に入って覗くという、回想モードに登録されない種類のイベントが軒並み解放される。ボタン式の単発イベントよりこちらの「組み合わせ系」の方が圧倒的に発見数が多いので、ストーリーの足かせを外す意味でもまずここを抜きたい。
次に欲しいのが利尿系の「マッホー」と、催眠系の「アヤツール」。マッホーで尿意を強制発生させたメイドはトイレに駆け込む途中で立ち止まったり、トイレを使用中にすればおもらしさせられたりする。さらにおもらし後は風呂に入る流れに変わるため、透明化と組み合わせると一連の流れが丸ごと観賞対象になる。アヤツールは全スキル習得後に解放されるトリガー技で、これを取った瞬間に「メイドの前で堂々と見せ抜きする」「催眠中に一緒に風呂へ入る」「2人の前で同時にいたずらする」など、それまでロックされていた高難度シチュが一気にほどける。要するに前半は地道に並のスキルを揃え、後半に催眠でドカンと回収するのが本作のキレイな進め方だ。
おねだり側は「おっぱい見せて」「パンツ見せて」「キス」を早めに、続いて「お出かけ」「一緒にお風呂」を優先で取る。お出かけはヒロイン個別ストーリーの大きな分岐を踏むイベントで、各メイドにつき1〜2回必ず通る必須トリガーになっている。
好感度と段階変化を取りこぼさないコツ
メイドの「なかよしレベル」が上がると、同じおねだりやいたずらでも反応のテキストとイラストが段階的に書き換わっていく。たとえば「おっぱい見せて」は、初期は谷間だけ・中盤は乳首まで・終盤になると向こうから見せに来るところまで変化する。性処理シーンの主導権も「仕方なく抜いてあげる」→「坊ちゃまの方から走り寄って咥える」と、文字通り立場が逆転していく作りだ。
ここで気をつけたいのが、なかよしレベルが上がった瞬間に古い反応パターンは見られなくなる点。完璧に回収したい場合は、レベルアップ直前にこまめにセーブを取り、レベル上昇前の反応を撮り溜めしてから進めるのが安全だ。とくに「好感度800のイベント前と後で催眠時の演出が異なる」差分があるので、催眠コンボを試す場合はこのライン前にセーブを分けておきたい。
「いいこポイント」と「わるい子ポイント」は別系統で蓄積されるため、いたずらに振り切っても好感度自体は下がらない設計になっている。怒られるテキストは挿入されるが、ペナルティはほぼ無いに等しいので、序盤は遠慮なく悪戯側に倒してWPを稼いでしまって構わない。
ミシェレ・カリナ・リシュー 個別ルートの攻略指針
攻略可能なのは「ミシェレ(黒髪・母性・母親代わり)」「カリナ(赤髪・ツンデレ巨乳)」「リシュー(銀髪・タイツ・年下メイド寄り)」の3人。各ヒロインに個別エンディングが用意されている一方、サリア(サキュバスメイド)には個別エンドが無く、ハーレムエンドも存在しない仕様になっている点だけは買う前に押さえておきたい。
ミシェレは母性系で、序盤は「主人と使用人」の距離感を崩さず、おねだりへの応答もどこか義務的だ。彼女のルートを進める鍵は、勉強・お手伝いといった「いい子」行動を見せてからセクハラに転じる二段構えで、母親代わりとして仕事をしているのに坊ちゃまへの感情を否定できなくなる葛藤を引き出すと一気に進む。日中の広間と自室周りに張り付くタイムが多いので、午前中のスケジュールが攻略の主戦場になる。
カリナは攻撃的に見えて坊ちゃまに弱いタイプ。最初から好感度が他のメイドより高めに設定されていて、おねだり系より「いたずら→恥ずかしがる→デレる」のループが効率的だ。巨乳いじりへの反応のバリエーションが本作で最も多く、おっぱい関連のいたずらをするとカリナ専用のセリフや差分が出る場面が多い。お出かけイベントは中庭・厨房周辺で発生しやすい。
リシューは銀髪タイツで一見おとなしいが、ストーリーが進むと坊ちゃまをいじめたがるS気を見せ始める、本作で最もギャップが大きいヒロイン。彼女ルートだけは、坊ちゃま側がいたずらする側というより「いたずらされる側」にシフトする展開が多く、おねだりよりも「お風呂」「夜の部屋訪問」など寝食シーンの選択肢を踏むと早い。お気に入りの一人を最速で攻略したい場合は、リシューを選ぶとイベント密度が濃く、5〜6時間でEDまで到達できる。
攻略順は自由だが、別ヒロインの好感度を上げる必要が一切ないため、1周ごとに「1人だけ全力で攻略→ED→セーブ巻き戻し→次のヒロイン」のように回すと無駄が出ない。リセット周回ではスキルを引き継いだ上で1から好感度を上げ直すこともできるので、ニューゲームから始めるよりも周回プレイの方が効率は良い。
サキュバスメイドのサリアと隠し要素・回想未登録イベント
サリアは坊ちゃまの父が派遣したサキュバスメイドで、「いたずら」「おねだり」スキルを坊ちゃまに教える講師役を担う。個別エンドもハーレムエンドも実装されていないが、後日アップデートで彼女との追加デートイベントと専用シナリオが大量に追加されているので、本編クリア後にも一度自室周辺・夜の屋敷を散策してサリア絡みのフラグを拾っていくと取りこぼしが減る。
本作で最も「うまみのある」イベント群は、回想モードに登録されない種類のものだ。回想に出てこない例として挙げられるのが、
- 透明化中に着替え中の部屋に侵入したときのCGなしテキスト差分
- 利尿スキル発動後、メイドがおもらしして風呂に入る一連の流れ
- 「同じいたずらを連続で行ったとき」の2回目・3回目のセリフ変化
- 別メイドが同じ部屋にいる状態でセクハラした際の傍観側の反応
- 酒瓶を調べたときに発生するWP増加と特殊セリフ
- パンツを拾った後、その持ち主のメイドに話しかけたときの反応
この辺はヒント手帳にも表記されないため、何度かプレイしながら自力で探すことになる。アップデートで隠し要素を回想から開放できるようにする調整も入っているので、自力での発掘に疲れたら回想モードからまとめて見直す手もある。
最終スキル「アヤツール(催眠)」を取った後の隠しレシピも見落とされやすい。たとえば「催眠状態でお風呂に呼び出す」「催眠中に他のメイドの前でセクハラする」「催眠+透明化を同時にかける」など、二重がけ・三重がけで初めて回るシチュエーションが用意されている。スキル全取得後にもう1周、催眠を主軸にした周回をすると、それまで見ていなかった差分にまとめて出会える。
おねだりとセットで覚えておきたい仕掛けが「他のメイドが同じ部屋にいる状態でいたずらをする」コンボだ。坊ちゃまが手を出している間、もう一人のメイドが見て呆れたり咎めたり、なかよしレベルが高い相手だと一緒に乗ってくることもある。例えばカリナがそばにいる状態でリシューにスカートめくりを仕掛けると、カリナ専用の野次が入る、というように、いたずらの対象とは別キャラの反応も拾える設計になっている。回想モードに記録されない種類のうま味がここに集中しているので、催眠スキル取得後の周回では「2人いる部屋を狙ってわざとセクハラする」のを意識すると見落としが減る。
補足
プレイ時間はメインストーリー直行で6〜7時間、寄り道を含めて10〜14時間が目安。曜日や時間で発生条件が変わるイベントが多いため、ヒント手帳を見ても進まないときは「同じイベントを別の曜日・別の時間で試す」「メイドの向きを変える」「先に別のスキルを取って戻ってくる」の3点を優先して試したい。
行動可能な範囲が屋敷内のみで歩きの移動オンリーなので、Xキーマップでメイドの位置を確認してから動くだけで移動時間は半減する。ボリュームを完走したあとも、サリア関係のアップデートCGや回想未登録イベントの取りこぼしを拾うために再周回する価値が十分にある。同サークルいなずまそふとの続編企画も動いており、本作はその下地となるキャラクター造形・システム設計が完成している1作目として位置づけられる。
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