
6軸スコア
作品の個性を6方向から可視化する独自指標。SweetScore(総合点)では見えない強みと弱みが分かります。
攻略のポイント
神官コノハと「黒き悪魔」を巡るオープンワールドRPG
本作はサークル「BLACK PANDA」の腹黒ぱんだ氏が手がけた18禁オープンワールドRPG。シリーズ第2作という位置付けだが、レビューで複数の購入者が「2と付いていますが前作との関係はないので普通に遊べる」と明言しており、第1作未プレイでも問題なく入っていける独立タイトルとして設計されている。物語は「黒き悪魔」と呼ばれる存在を数十年ごとに封印しなければならないディソダルト大陸が舞台で、教会神官だけが封印を行えるという設定。父親の代から因縁を抱える神官少女コノハが、王都ガーディスから塔の調査を命じられるところからメインシナリオが動き出す。
タイトルの「ロリクエ」という響きから幼児体型の主人公を想像する向きもあるが、実際にプレイした人の感想は「ロリ要素は控えめ」で揃っている。コノハの体格はあくまで「少女」のラインで、性格は神官らしく芯の通った大人びたタイプ。レビューでは「グラマラスなタイプが好きな私でも気にならなかった」「主人公の性格が大人なのでそこまで嫌な感じも受けず、苦手なボテや出産系もスキップできる」と、ロリ属性が苦手なプレイヤーでも入りやすい配慮が褒められている。一方で、ロリ寄りなシーンを楽しみたい場合はサブヒロインや敵キャラクターのHシーンが多く用意されており、両方のニーズに応える二段構えの設計になっている点も特徴。
序盤からどこへでも行ける極端な自由度
レビュー81件中、繰り返し触れられているのが「序盤からほぼ全マップを踏破できてしまう」という極端な自由度。あるレビューでは「タイトルが出て本格的に旅立つ前に、隅々まで行くことが出来ます、というかしました」という体験談まで残されている。ファストトラベル機能を備えた広大なディソダルト大陸を、コノハの足で軽快に駆け回れるのがゲーム部分の中心的な楽しさ。
ただし自由度の代償として、レベル相応でない場所にうかつに踏み込むと格上の敵に瞬殺されるパターンも珍しくない。これに関しては「うかつに敵の強いところに行ってしまうと、あっさりやられてしまうのでちょっとだけ注意が必要」「メタルマックスシリーズに近い感覚」という声が多い。雑魚戦は基本的にゲームオーバーにならず自室復帰になる救済仕様だが、ボス戦や特定の淫獣戦は敗北直結のBADENDになるシーンもあるため、ダンジョン突入前のセーブは必須。スキル習得とサブクエストが結び付いており、メインを進めずにサブだけで強化を進めるルートも取れるので、難所で詰んだら一旦寄り道して技と装備を整えるのがセオリー。
推奨レベルを少し超えた敵を倒したときの達成感
戦闘はオーソドックスなターン制で、難易度選択が用意されている。レビュー全体を通して「簡単すぎず難しすぎず、ちょうど良いバランス」という評価が中心だが、「ラスボス含むボス戦ではHPが満タン近くあっても一瞬で削られてしまうこともある」という声もあり、終盤に向けてアイテム防御強化の重要性が増す。
戦闘の手応えとして特に印象に残るのが、推奨レベル以上の敵に挑む遊び方。あるレビューでは「酒場で何気なく話しかけたならず者にいきなり襲われて犯される。最初に出会ったときは信じられないぐらい強かった」という具体的なエピソードが書かれており、序盤から「明らかに勝てない相手」を察知して挑戦するか撤退するかの判断を強いられる場面が散りばめられている。レベル上げと装備品ドロップ厳選で何度も挑み、ようやく倒したときの達成感はオープンワールドRPGの醍醐味そのもの。低確率ドロップのレア武器・ユニーク装備が多数仕込まれており、装備マニアにはこの収集だけでも長時間遊べるやり込み要素になっている。
サブクエスト・スキル取得・カジノの三本柱
ゲームの分量を稼いでいるのが、メインシナリオと並行して進められる三系統の寄り道要素。第一にサブクエスト群で、街の住人から受注したり、フィールド上の何気ないオブジェクトを調べた瞬間にイベントが発生したりと、世界の隅々に仕込まれている。「指定された敵を倒して技を覚えたり、クリアしなくてもメインシナリオに影響のでないダンジョンが、えっこんなところにあるの?というところにあったり」という体験談がそのまま設計の妙を表している。
第二の柱がスキル取得システム。コノハはサブクエや特定の修行イベントを通じて魔法・スキルを習得していくため、戦闘の幅は冒険の進め方によって大きく変わる。スキル取得自由度の高さから、レビューでは「さまざまな攻略ルートが構築できる」という指摘も見られる。
第三の柱がゲーム開始直後から利用できるカジノ。スロットでコインを稼ぎ、強力な装備品と交換するルートが用意されており、地道に通えば序盤から強装備を揃えて高難度マップに乗り込むことも可能。「最初に武器がもらえるのでもらっておいた方がいい。地道にお金を稼いでスロットしましょう」というアドバイスがレビューに残っており、この経路を踏めば序盤の難所を一気に飛ばせる。
敗北・売春・借金、そして「淫乱度」による堕落
エロシーンは戦闘敗北系を主軸に、サブイベント発生型・選択肢分岐型を加えた構成。陵辱・敗北エッチ・異種姦・輪姦・監禁・売春・薬物といった陵辱寄りのシチュエーションが大半を占め、レビューでも「敗北エッチや罠、水商売等、多岐にわたり色んなシチュエーションがある」と紹介されている。リョナやスカトロのような特殊嗜好は外されているため、陵辱系全般がOKであれば人を選ばない設計と言える。
特筆すべきは「淫乱度」と呼ばれるパラメータの存在。コノハがエロい目に遭うほど淫乱度が上昇し、セリフや選択肢、街中での振る舞いまで変化していく。あるレビュアーは「初めは清純で脱衣を拒んでいた主人公も、経験を積むことでほほを染めながら裸で歩き回る立派な露出狂にすることも可能。お金を借りてわざと返済せず、借金のカタにエロい施設で激しい責め苦を味わったりすることも可能」と、システム面と背徳描写の絡み方を具体的に解説している。処女状態と非処女状態でCG・セリフが変化する差分まで仕込まれており、純潔ルートとビッチルートで遊び分けたいプレイヤーにも対応している。
砂漠ステージでは巨人にオナホ扱いされる印象的なシーンがあり、「特に酒場のならず者に襲われるシーンと、砂漠の巨人にオナホにされるシーンが気に入った」という具体的な言及も。場所ごとに違うシチュエーションが仕込まれているので、エロイベント目当ての探索だけでも長時間遊べる構造になっている。
VER.4まで続いた長期アップデート4本の追加シナリオ
本作は2014年の発売後、製作者が長期にわたって無料アップデートを行い、最終的にVER.4まで到達。途中で4本の大型追加シナリオが投入されている点もレビューで盛んに言及されている。
- Vol1「博奕破天録コノハ」:博打を題材にしたサブストーリー。元ネタを知っているとさらに楽しめるパロディ要素入り。
- Vol2「戦乙女の淫闘乱舞」:戦闘系の追加シナリオ。
- Vol3「ANOTHERMODE」:レビューで最も言及数が多い追加コンテンツ。コノハが悪堕ちし、世界征服側に回るIFストーリー。「ANOTHERMODEのような悪堕ちして(させて)世界を征服するゲームを長く探していました!」という購入動機を語る声まである。元の仲間を快楽落ちさせて従えるなど、本編とは正反対の立ち位置でプレイできる。
- Vol4「鬼と豚の監獄洞窟」:監獄系シチュエーションの追加ダンジョン。
クリア後の引継ぎプレイ(強くてニューゲーム的な要素)も用意されており、「2週目以降の引継ぎプレイも可能で、これ一本で長い間ゲームには困らない」という長尺レビューが裏付けている。
CG・テキスト・サブヒロインの作り込み
CG枚数は基本31枚に各追加シナリオのCG(5〜14枚)を加えて計55枚規模。イラストは複数イラストレーター(むうちゃ氏、抹茶ちゃもも氏、猫宮さえか氏、結月りあ氏)の分業体制で、シナリオ・原作は腹黒ぱんだ氏、BGMはこおろぎ氏が担当。レビューでは「CGは前作より非常に良くなっており、これなら抜けると思います」と前作からの進化を評価する声があり、続編としての作画クオリティ向上は購入者にも体感されている。
テキスト表現の特色として、選択肢によって主人公の口調が「脳筋寄り」「理知的寄り」に変化したり、イベントの結末がプレイヤーの判断で分岐したりする丁寧な作り込みがある。サブヒロインにも個別のHシーンが用意されており、彼女たちの運命がプレイヤーの行動次第で変わるという点もリプレイ動機を高めている。
攻略のコツまとめ
レビューから抽出できる実戦的なポイントを整理しておくと、
- 序盤戦略:街の人から受けられるクエストを最初に一通り受注する。スキル取得直結のクエストを優先すると戦闘力が一気に上がる。
- カジノ活用:序盤からカジノに通ってコインを稼ぎ、強装備を交換する裏ルートを取れば、メインの推奨レベルを大きく上回って攻略可能。
- セーブ習慣:BADEND直結の戦闘やイベントが多いので、ダンジョン突入前と新しい街に入った直後は手動セーブを徹底する。
- 敗北Hの収集:敗北アイテム(使い切り)を活用してゲームオーバーを回避しつつシーンを回収。価格がやや高めなので序盤に乱用しないよう資金管理を意識。
- 処女・非処女の差分:処女状態のままメインシナリオを進めるルートとビッチルートで全く別の体験になるため、複数セーブで二周分けるのが効率的。
- エンディング分岐:マルチエンディング採用。「ANOTHERMODE」を含むIFルートも踏まえると、本筋クリア後にもう一周して悪堕ち系エンドを試す価値あり。
- 詰みポイント回避:借金踏み倒しを連続するとあらゆる場所で雑魚にエンカウントするようになり、最悪詰む。借りた金は返すか、戻れるセーブを残しておく。
- ファストトラベル:任意のフィールドから各町・ランドマークへ転移できるシステムを早めに使いこなすと、サブクエ効率が大幅に上がる。
補足
価格は924円(30%セール時840円)。データサイズは706MB前後で、Pentium4 2.0GHz相当・メモリ512MB以上というかなり軽量な動作要件のため、古めのPCでも動かしやすい。体験版は本編の基本システムをほぼ網羅した長尺仕様で、レビューでも「体験版だけでもかなり遊べる」と何度も推されているので、ロリ表現への抵抗・絵柄の好み・自由度の高さが自分に合うかを確認してから購入するのがおすすめされる流れ。
シリーズの位置付けとしては、本作の主人公コノハが後年に外伝『魔法少女コノハ-LOLIQUE2GAIDEN-』、さらにSteam展開もある『魔法少女コノハ』へと派生していく出発点。本作で見せた「オープンワールド+自由度の高い育成+陵辱系シチュ豊富」という設計思想は、後続作にも引き継がれている。ロリ系というよりは「神官少女が因縁の悪魔と戦う本格RPG+エロイベント満載」という枠で捉えると当たりやすい一作で、レビュー累計9,781件・販売数16,937本という数字が10年以上にわたって遊ばれ続けてきたことを物語っている。同人エロRPGとしては比較的長丁場のタイトルなので、腰を据えてじっくりプレイできるタイミングで手を出したい。










