
6軸スコア
作品の個性を6方向から可視化する独自指標。SweetScore(総合点)では見えない強みと弱みが分かります。
攻略のポイント
攻略のポイント
「魔王拳姫デビルメリー!!」は、ornament が手がける主人公・千姫芽里(メリー)のシリーズ第2弾。異世界転生もので魔王討伐まで成し遂げた前作「Mary↑GO→LAND!!」の続編にあたり、今回は元の現代世界に帰ってきたメリーが、異世界から来た侵略者と「変身ヒロイン」として戦うRPGになっている。スケバン気質で姉御肌、それでいて弱った相手には手を出せない甘さを持つメリーのキャラクター性が前作以上に掘り下げられているのがこの作品の軸だ。ここでは戦闘・育成の独特なシステムと、つまりやすい箇所、CG回収のコツを整理する。
まずは「食事でレベルアップ」のシステムを理解する
本作最大の特徴は、敵を倒してもレベルが上がらないこと。メリーの「格(レベル)」は料理を食べることで上昇する。前作経験者でも面食らうポイントなので、最初に押さえておきたい。
- 格が上がるとHPとMPが全回復する。これが本作の戦闘の生命線で、回復アイテムでその場をしのぐより、ピンチになったら食事で格を上げて全快させる立ち回りが基本になる。
- そのため回復アイテムをわざわざ買い込む必要はない。所持金は食事代と特殊技用に回した方が効率がいい。
- 食材はカフェなどで購入できる。値段あたりの格上げ効率で言えばチキンカツカレーが優秀で、これを軸に資金と相談しながら格を上げていくと安定する。
- 前作同様、スリーサイズなど体型の数値も食事で変化していく要素がある。育成と見た目の変化を兼ねているので、食べる料理は適度にバラけさせてもいい。
要するに「金を稼ぐ → 食べる → 全回復しながら格を上げる」のループが攻略の土台になる。フリーのレベル上げがほとんどできず常にギリギリの難易度に調整されているため、詰まったと感じたら戦闘前に食事で格を整えておくとスムーズに進む。
戦闘は逃走不可、特殊技をボスごとに使い分ける
戦闘はオーソドックスなコマンド式RPGで、「攻撃」「特殊」「防御」「道具」から選ぶ形。ただし戦闘から逃げることはできないので、エンカウントしたら倒し切る前提で挑む。
- 道中のザコは各地に配置されたモブを殴っていく形式で、前作のようなエンカウント無限ファームはない。次の章(刻)に進むと前のエリアへは戻れないため、アイテムや稼ぎは各刻のうちに済ませること。
- ボスは「特殊」技の使い分けが攻略のカギ。章ボスごとに通りやすい技がだいたい決まっているので、効くものが分かったら集中的に叩く。具体的には序盤ボスには「絶壊我掌」、力押し系の相手には「百獣王拳」、後半の硬い相手には「天槌超打」「神千切離」、終盤の大ボスには「魔王ノ拳」「魔神ノ剣」といった大技が軸になる。
- MPは食事による格上げ全回復でまかなえるので、特殊技は出し惜しみせず回していい。
章構成は全4刻、短めでテンポよく進む
物語は4つの「刻」で構成される一本道。メインストーリーは概ね4時間ほどでクリアできる短〜中編で、サイドクエスト(後述の依頼)を挟むとプレイ時間はもう少し伸びる。
- 第一刻 野蛮な鬼
- 第弐刻 融ける悪意
- 第参刻 月下の触突
- 第終刻 黒塗
ストーリーは「現代を支配しに来た異世界人3人組を倒したら、実は異世界自体が住めなくなっていて、その元凶を放置すると現代も危ない」という分かりやすい少年漫画的な流れ。前作からの直接の続きなので、メリーがなぜ「デビルメリー」に変身できるのかなど背景を深く理解したいなら前作のプレイを推奨する。なお物語上は前作で刺された直後から始まる設定で、処女を含む性経験はリセットされている点も前作経験者は把握しておきたい。
変身ヒロイン要素と強化の扱い
メリーには通常状態と「魔法少女(デビルメリー)」状態の2形態がある。
- 変身姿は基本的に大ボス戦専用。普段の探索やザコ戦は制服の通常状態で進む。エロ面でも通常の制服姿・半裸・全裸が大部分で、変身姿の着衣エロは大ボス周りに限られる。
- 魔法少女状態は、拠点で「魔力の残滓」を使って魔法攻撃力・魔法防御力を強化できる。魔力の残滓は特定の敵を倒すと手に入るが、クリアに強化は必須ではないので、難所で詰まったときの保険程度に考えておけばよい。
- タイムリミット(時間制限)システムがあるが、普通に稼いで食べて進めていれば余裕でクリアできる範囲。気にしすぎて急ぐ必要はない。
エロイベントと「強襲」のつまりどころ
エロは大きく分けて、特定ボスに敗北したときの敗北凌辱イベントと、街中で発生するイベント・エロ依頼・罠系のイベントの2系統。さらにお金やアイテムをもらえる「依頼(裏バイト的なお助けイベント)」があり、困っている相手の欲望に付き合う形で発生する。1シーンの尺が長くスチルも複数枚+差分で構成されているため、回収するイベント数自体が多い。
注意したいのが「強襲(街中で襲われる)」イベント。回避はかなりシビアで、避けようとしてもほぼ通ってしまう。処女エンドを狙うのでなければ気にせず進めて構わないが、戦闘がだるく感じるなら割り切って受けてしまった方が早い。逆に純潔重視のプレイは相当な根気が要ると覚えておくとよい。なお今作には妊娠・出産描写が含まれる。
依頼や街中イベントは相手によってメリーの態度が変わり、姉御肌を出して世話を焼いたり、呆れながら付き合ったりと反応の差分が豊富。一方で多くのイベントは単発で周回がない作りなので、同じ相手をじっくり調教していくタイプではなく、シチュエーションの幅で見せる方向性だと理解しておくと期待値を外さない。
補足
- CG・回想の全回収:メインストーリーをクリアすると、クリアデータからCGを全開放できるようになる。まずはメインを通してクリアし、その後に取りこぼし分を埋めるのが効率的。各刻に戻れない仕様のため、敗北イベントやエリア限定イベントは進行前に拾えるだけ拾っておくと取りこぼしが減る。
- 詰まったときの基本:難易度がギリギリに調整されているので、ボスで負けるようなら無理に押さず、いったん戻って金を稼ぎ、食事で格を上げて全回復してから挑む。これだけで大半の詰まりは解消する。
- 演出が重いと感じたら:今作はアニメーション演出が多く、環境によっては処理が重くなる。スキップ機能が用意されているので、テンポを優先したいときは活用すると快適。
- 前作との関係:ストア表記上は「前作との物語の繋がりはありません」とあるが、メリーの人となりや変身できる理由は前作をやっておくと解像度が大きく上がる。前作「Mary↑GO→LAND!!」は異世界転生もののRPGで、同じく食事で格を上げる育成システムを採用しているため、本作の操作感にもそのまま馴染める。







