
6軸スコア
作品の個性を6方向から可視化する独自指標。SweetScore(総合点)では見えない強みと弱みが分かります。
攻略のポイント
+蟹(プラスかに)の『淫魔みならい(♂)はじめました。』は、王城で性奴隷扱いされていたショタ少年シロが淫魔の見習いに転身し、街中の女性キャラ14+1人とエロいことを起こしていく戦闘なしの探索型RPGです。タイトルに反して戦闘やレベル上げは一切なく、時間帯ごとに移動するヒロインの行動を観察してフラグを立てる「街観察型」のパズルADVに近い手触りで、本編クリアまでは3〜6時間、フルコンプを目指すと20〜30時間級まで伸びる構造になっています。テンプレを外したノリのストーリーと、淫魔モードの魔眼で調査ポイントが赤く光るストレスフリーな探索設計が同居しているため、初めて遊ぶ人がまずどう動けばよいか、効率よく全シーンを回収するための立ち回りを以下で整理していきます。
時間帯システムと探索の基本
このゲームは1歩動くごとに時間が進むタイプの時間帯ゲームで、早朝・朝・昼・夕方・夜・深夜の5〜6段階で街の住人配置とセリフが完全に切り替わります。日数による期限はないので焦る必要はなく、夕方になった瞬間にパッとワープするのではなくNPCが実際に歩いて目的地まで移動するのが本作の手間のかけ方の象徴です。歩数で時間を進めるか、特定の建物(自室のベッドやベンチ)で時間を飛ばすかの2択になります。
立ち回りで意識したいのは次の3点です。
- 時間帯の境目を狙う: 移動中のNPCに話しかけると移動中限定のセリフが拾える。窓から家を覗くと「覗き?」と反応するキャラもおり、フラグや雑談ヒントの多くがこの「移動中の隙間」に隠れています
- 歩数調整: 目的のヒロインがいる場所の手前で歩き回ると時間がズレてしまうので、目的地が遠い場合はベッドやベンチで時間を飛ばす方が安全。逆に「あと数歩で次の時間帯」というときは無駄に歩かない
- 時間帯ごとに全マップを巡回するパスを決めておく: 一日の冒頭に王城→街中央→市場→裏路地→教会→外周の順に歩くなど、自分の中で巡回ルートを作っておくとセリフ取りこぼしと進行ロックを同時に防げます
時間制限は基本的に存在せず、シーンの取り逃しによる詰みも発生しません。「あのタイミングを逃したらシーンが回収できなくなる」式のフラグはほぼ皆無なので、まずは気楽に街を一周して空気感を掴み、二周目から本格的にフラグ回収に入る進め方で問題ありません。
淫魔モード(魔眼)の使い方とフラグ可視化
主人公シロは普段は普通の少年姿ですが、淫魔モードに切り替えると角と尻尾が生え、調べられるオブジェクトや会話イベントの起点が画面上で赤く光って可視化されます。詰まる心配を減らす親切設計の核がここで、本作のフラグ管理は基本的にこのモード切替で完結します。
実際の運用テクニックとしては以下が効きます。
- 同じ部屋で人間モードと淫魔モードの両方を試す: 人間状態だと無視される場所が淫魔状態だと光ったり、その逆もある。新しいマップに入ったらまず両モードでざっと舐めるのが鉄則です
- NPCの上で淫魔モードに切り替える: 一部の住人は淫魔状態のシロに対して特別な反応をする。バーに淫魔状態で入ると国内最高峰の兵士だけが「気合いの入ったコスプレだな」とギャグ反応をするなど、本筋とは別にネタ会話が大量に仕込まれています
- 進行度ごとに同じ場所を再訪する: ストーリーが進むとモブのセリフが差し替わる。淫魔モードでないと現れない調査ポイントも進行度で増えるため、メインの章が一つ進むたびに既読マップを一周し直すと取りこぼしが減ります
ヒントが行き詰まったときは、ゲーム内に「ヒントをくれる役回りのキャラ」が常設されていますし、購入特典として作者お手製のネタバレ攻略PDFが同梱されています。1〜2分悩んで動けなくなったらPDFを見ても損は出ません。むしろ本作はテキストとセリフ収集が本体なので、フラグでハマって遊びの密度を落とすほうがもったいない作りです。
ヒロイン攻略の進め方と1キャラあたりのシーン数
攻略対象は本編14人+クリア後解禁1人の計15人。1キャラあたり本編H2〜3シーン+クリア後追加で計3〜4シーンが用意されており、属性もシスター・ロリ(スズ)・ふたなり・女騎士(くっころ系のヴァニエ)・姫様・サキュバス・クレープ屋・バニーガール・スライム娘・くノ一・所長・痴女・狩人・店員などキャラ被りなく組まれています。
順番に攻略する際のコツは次の通りです。
- 最初は本編一本道を素直に進める: メインストーリーは一本道なので、最初のうちは指定された街エリアを順に開放していく流れで問題ありません。Hシーンの大半はメイン進行の途中で自動的に解放されます
- 「行動パターンを観察するキャラ」と「フラグアイテムが必要なキャラ」を分けて把握する: 例えばロリ系のスズちゃんは行動を追って関係を進める観察型、シスターや所長はアイテムや特定セリフ取得が必要な準備型に近い。詰まったら「自分は今、観察すべきか準備すべきか」を切り分けると進めやすくなります
- 3Pシーンはヒロイン同士の組み合わせで発生する: 後半に出てくる3Pや逆3Pは、特定の2人を同時にフラグ立て済みにしてから所定の場所へ行く形式が多い。1人ずつ順番に攻略していくとシーン取り逃しはほぼ起きません
- クリア後にしか出ないシーンがある: 13人目と14人目のヒロイン、および全員のデートイベント・お風呂イベント・専用エンディングはクリア後限定です。本編クリア時点でHシーン総数の半分程度しか開いていないので、ここで終わらず必ず続行すること
シロは精力旺盛で何度も射精する設定なので、HシーンはCG2種×初回/二回目以降で計4パターンの差分があるキャラが多く、回想モードでスキップ・差分閲覧も自由に切り替えられます。1キャラの掘り下げよりバリエーション重視の構成なので、好みのキャラを集中的にプレイする場合はクリア後のデート+お風呂で深掘りする流れになります。
クリア後コンテンツ(デート/お風呂/EDルート)の解禁手順
本作の本番はクリア後にあります。エンディングを迎えた後、メニュー画面の表記が変わってデートシステム・お風呂イベント・各ヒロイン専用エンディングが解禁されるので、ここから本腰を入れて回収していきます。
- デートイベント: ヒロインを連れて街を歩くと、連れているキャラと街中NPCとの組み合わせで会話パターンが大量発生します。同じNPCでも連れているヒロインによってセリフが完全に変わるので、デートは1ヒロインにつき複数のキャラを同行させて街を一周するのが回収効率の良いやり方
- お風呂イベント: クリア後解禁の追加Hシーン枠。ヒロインごとに専用シチュエーションが組まれており、本編とは別カウントで増えるためボリュームの大半はここに集中しています
- 専用エンディング: 1人を除く全ヒロインに固有ルートが用意されているので、デート+お風呂+関係進展フラグを満たした状態で所定のイベントを発生させると個別ENDに入れます。クリア前から好感度を意識して立ち回る必要はなく、クリア後に逆算で回しても全員回収できます
- パンツシステム: 各ヒロインの部屋に忍び込んで下着にぶっかける小ネタ系コンテンツ。背徳感のあるサブイベントですが、回想モードに登録される収集要素なのでコンプ派は忘れずに
クリア後イベントの解禁条件はゲーム内ヒントと同梱PDFの両方でしっかりフォローされており、自力で全部探したい派とサクッと終わらせたい派のどちらにも対応しています。30時間級まで遊ぶ場合はモブの会話パターンとデートの組み合わせを総当たりする形になるので、回想モードで「未取得シーン」を逐一チェックしながら巡回するのが最効率です。
注意したいプレイ内容と詰まりやすいポイント
事前に把握しておきたい中身の傾向と、実際にプレイヤーが詰まりやすい場所を整理しておきます。
プレイ内容については以下を留意してください。
- ふたなりキャラが3人前後登場: 主人公が受け側になる逆アナル(サンドイッチの真ん中ポジション含む)あり。男性受けが苦手な場合は事前に把握しておくこと
- モブ竿によるぶっかけが1シーンだけ存在: 主人公以外の男キャラを許容できない場合は該当シーンを把握してスキップ
- エロの方向性は基本明るい和姦+逆3P寄り: 鬱要素や陰湿な展開はなく、SM・器具責め・首輪・産卵などのややハード目要素は混ざるがベースはコメディ調
- 無理矢理系はほぼ和姦化される: 強引な導入でも展開はラブラブに着地する構造なので、純粋な凌辱を求めるプレイヤーには物足りない可能性あり
詰まりやすいポイントは次の通りです。
- 進行度フラグの見落とし: 章を進めたつもりで街に戻ったらNPCのセリフが変わっていない場合、フラグアイテムや特定キャラとの会話が抜けていることが多い。直前にいた場所を淫魔モードで再走査
- 時間帯依存のヒントを逃す: ヒロインの行動パターンを追わずに「淫魔モードで光った場所だけ調べる」だけで進めると、ヒントセリフを取り逃して次のフラグが立たない場合がある。光った場所+時間帯ごとのヒロイン位置確認をセットで動くのが鉄則
- 歩数による時間進行の管理ミス: 目的の時間帯まで進めようとして歩き回りすぎると目的時間帯を通り越してしまう。ベッドで時間を飛ばすか、目的地手前で立ち止まる
- クリア後でしか出ない調査ポイントの存在: 本編完走前に全マップを舐めても光らない場所がある。本編クリア後の街は実質「もう一つの街」と思って、もう一度すべてのマップを淫魔モードで歩き直すこと
UI関連では、バックログ・回想・メッセージ消去などの基本機能は揃っていますが、マウスのみの操作は不可で、移動はキーボードまたはコントローラ必須(WASDではなく方向キー)。Hシーンの効果音は全シーン共通で個別調整不可、ボイスは未収録なので静音派にはむしろ向きます。
補足
本作は2017年10月発売後、複数回のアップデートでHシーン・デートイベント・キャラ別エンディングが追加されており、現在の配信版は当時のレビューより大幅にボリュームアップした内容になっています。同梱PDFの攻略チャートと作中ヒントを併用すれば本編は迷わず3時間ほどで終わるので、まずはサクッと本編クリア→クリア後解禁要素に時間を投資する遊び方が向いています。Hシーンは1キャラ2シーン×差分が基本でしたが、現バージョンでは追加デートとお風呂を合わせて1キャラ4シーン前後まで増えており、価格に対するシーン総量は同人探索型RPGの中でも上位に入る規模です。
エロ傾向としては明るい和姦+逆3P+ふたなり受けが軸で、シスター・女騎士・ロリ・スライム娘などジャンル横断の幅広い属性が一作にまとまっています。シリアスな鬱・凌辱・NTRを求めるプレイヤーには方向が合いませんが、コメディ調のおねショタADVとしては完成度の高い構成で、ストーリー終盤に意外な熱量とほろっとくる展開が用意されている点も含めて、エロと物語の両軸を回収して遊び切る作品です。





