ラストエンブリオ -はじまりの物語-

ラストエンブリオ -はじまりの物語-

Kujirabo。
93.4
最高評価SWEET SCORE

6,593件の評価に基づく総合スコア

発売2020/11/27販売13,515

購入はこちら ※価格は変動します

D
DLsite
¥1,430
S
Steam
¥1,320

最終確認: DLsite 2026-06-18 / Steam 2026-06-17

価格は最終確認時点のものです。最新価格は各ストアでご確認ください

6軸スコア

作品の個性を6方向から可視化する独自指標。SweetScore(総合点)では見えない強みと弱みが分かります。

🔥エロ79信頼
敗北×21エッチ×12エロシーン×10快感×4エロい×2
📖シナリオ91信頼
ストーリー×60キャラ×43展開×31物語×30シナリオ×24
🎯中毒性87信頼
楽しめ×14楽しい×6楽しか×4夢中×3ずっと×3
完成度90信頼
演出×13ボイス×5グラフィック×4イラスト×4クオリティ×3
📣話題性100信頼
面白×21続編×12おすすめ×10次回作×10是非×9
💰コスパ84信頼
しっかり×9満足×8ボリューム×8十分×5値段以上×3

攻略のポイント

「ラストエンブリオ -はじまりの物語-」は、くじらぼ。が手がけたサイドビュー戦闘のファンタジーRPGで、駆け出し冒険者の少女シィルが開拓島アレーティアを舞台に成長していく王道の冒険譚だ。一般的なツクール作品のようにフィールドを歩き回るのではなく、一枚絵のマップに配置されたポイントを選んで進む「ゲームブック/TRPG風」の構造を採っている。戦闘はATB(アクティブタイムバトル)寄りで、敗北エッチを中心とした成人要素を含むものの、本編はあくまでシナリオとバトルが主役の作りになっている。ここでは進行の勘所、戦闘の肝、エロイベントの回収手順、シリーズとしての位置づけまでを具体的に整理する。

マップ進行のルールとポイントの色分けを覚える

このゲームはマップ上に表示されたシンボル(ポイント)を選択して進む方式で、街・ダンジョン・フィールドのいずれも「歩く」操作は存在しない。重要なのはポイントが色で種別分けされていること。青系は会話・イベント、赤系は通常戦闘、黒系はボス戦を表しており、これを把握しておけば「この先に戦闘があるのか会話なのか」を事前に判断できる。ボス戦の前に準備を整えたいときは、黒のポイントへ入る前にステータス振り直しや回復アイテム補充を済ませておく流れになる。

基本は一本道で、進むべき方向に迷うことはほぼない。ただしマップ上には寄り道で発生する任意のイベントやCG回収ポイントが散りばめられているので、本筋の黒ポイントへ直行する前に、周囲の青ポイントを一通り踏んでおくのが取りこぼし防止の基本姿勢になる。隠し要素は派手なものではないが、ツルハシで採掘できる箇所など細かなギミックが一部存在する。

  • 赤の通常戦闘ポイントは何度でも復活するため、経験値やアイテムを稼ぎたいときに繰り返し利用できる
  • レベルが足りずボスに勝てなくなる事態を防ぐ「詰み防止」として雑魚戦が配置されているので、行き詰まったら同じ赤ポイントで稼げばよい
  • 鉱石の採掘箇所は限定的なので、ツルハシマークを見つけたら忘れず調べる

防御を軸にした戦闘システムを理解する

本作の戦闘最大のポイントは「防御」の異常な強さにある。防御コマンドを選ぶと物理攻撃のダメージが0(完全無効)になり、さらにわずかにHPも回復する。魔法攻撃も防御で大幅に軽減できる。つまり敵の大技に合わせて防御を置けば、回復アイテムを一切使わずに切り抜けることも可能だ。序盤は攻撃連打のごり押しで進むが、1章以降は防御を挟まないと一撃が重く、すぐに崩されるので注意したい。

戦闘はATB制で、敵と自分の行動順(行動ゲージ)が同時に表示される。基本的にシィルのほうが素早いため、敏捷を伸ばしておくと2回連続行動が頻発するようになる。連続行動の片方を攻撃、もう片方を防御に充てれば、敵の痛い一撃をいなしながら一方的にダメージを稼げる。「敵が大技を撃つターンを読んで防御、それ以外は攻撃」というリズムを掴めば、ラスボスですらHPを大きく減らされずに倒せる。

  • ステータス振りは敏捷一択が定石。行動回数が増えるほど防御と攻撃の両立がしやすくなる
  • 魔法防御はゲーム後半に魔法攻撃が増えてから、敏捷をカンストさせた後に伸ばせば十分間に合う
  • ステータス振りは何度でも振り直しが可能なので、「この敵は脳筋型で」「この敵は素早さ重視で」と戦闘ごとに最適化できる。1ptの差で立ち回りがかなり変わる
  • 武器ごとに固有スキルがあり、TP(必殺ゲージ)が溜まると必殺剣を発動できる。中盤以降は最終奥義に頼りがちになるが、ボスのHPが多い局面は防御で粘りつつ奥義を当てる持久戦になる

戦闘難易度そのものは決して高くなく、レベル上げをほとんどせずにクリアできるバランス。敗北してもデバフなどのペナルティがないため、負けても気軽にリスタートできる。RPGが苦手な人でも、防御の仕組みさえ理解すれば最後まで到達できるはずだ。

エロイベントの回収と意図的な敗北の使い方

成人要素は敗北エッチが中心で、加えて仲間(女性キャラ)との百合寄りイベントが用意されている。傾向は陵辱というより、快楽を受け入れていくソフトな淫乱・和姦タイプが多く、過激な描写は控えめだ。異種姦の比率がやや高めで、対人シーンも一部ある。シィルは見た目こそ少女らしさを残すが、体つきはしっかり描かれており、表情差分が細かく変化する。

回収のコツは「敗北イベントを取りこぼさないこと」にある。普通に強く進めると敗北せずに勝ち抜けてしまい、敗北限定のシーンを見逃しやすい。そこで使えるのが毒薬(服毒)による意図的な敗北だ。毒薬を使えば狙った戦闘でわざと負けられるので、CG回収目的のときは服毒して敗北イベントを発生させるとよい。敗北でしか手に入らない称号も存在するため、強敵に当たったときは一度わざと負けてみる価値がある。

  • 章をクリアすると一部のスチルに淫乱バージョンの差分が解放される。やや唐突に感じる仕様だが、差分込みで回収したい場合は章進行のタイミングを意識する
  • シーンを逃してもクリア後に全開放されるので、神経質に毎回回収しなくても最終的には埋められる
  • Ver2.1で追加短編シナリオが実装されており、クリア後の回想ルームから楽しめる。戦闘中のエロ(戦闘エロ)はこのオマケ部分にのみ存在するので、戦闘H目当てならクリア後の追加シナリオを確認する
  • 回想・CG全開放のほか、陰毛の有無を選べる設定などプレイヤーの好みに合わせた調整項目も用意されている

ボイスは戦闘中のシィルのセリフ(声優:寿司)に付いており、レベルアップ時のボイスも収録されているが、エロシーン自体はボイスなしという構成。エロの比率を最重視するなら期待値を調整しておいたほうがよい。

シナリオの進め方とつまずきやすい点

シナリオは「友情・努力・勝利」型の少年漫画に近い王道展開で、各章のボス戦は毎回クライマックス級に盛り上がる。序盤はギルドで依頼をこなす成り上がりもので、コメディ寄りの軽い話も挟まれるが、終盤は一気にシリアスへ振れ、駆け足気味に大きな展開が連続する。基本は完全な一本道で選択肢はほぼなく、分岐やマルチEDは存在しない(EDは1つ)。裏を読む必要がないので、ストーリーに集中して進められる構造だ。

つまずきやすいのは戦闘システムへの理解で、「攻撃だけ押していると中盤で急に勝てなくなる」のが最初の壁になる。ここで防御の重要性に気づけるかどうかが快適さの分かれ目だ。もう一つは、節目のボス戦の多くが仲間の援護や全回復が入る「イベント戦闘」として演出される点。きっちり育成して挑みたいタイプには物足りなく感じられる場面だが、裏を返せば育成不足でも進行が止まりにくい安全設計でもある。

進行を引き継ぐ要素(性経験の回数など)があるため、こだわりたい場合はこまめなセーブを推奨する。クリアまでの目安は約7時間で、クリア後にはハードモードの2周目が解放される。やり込み要素は2周目のレベリング程度に留まるため、周回でのED分岐などは期待しないほうがよい。

シリーズとしての位置づけ

タイトルの「-はじまりの物語-」が示す通り、本作は「ラストシリーズ」の第一章にあたる序章的な作品だ。物語は世界の謎を残したまま「To be continued」で幕を閉じ、続編を前提とした終わり方になっている。この未完感を「もっと続きを」と捉えるか「中途半端」と捉えるかは好みが分かれるところだが、シィルというキャラクターの旅立ちを追体験する起点としては筋が通っている。

同サークルくじらぼ。の「楽園のアルテミス」(RJ311454)は本作の番外編・前日譚的な位置づけで、本作に登場するサブキャラクター「クラウディア」を主軸にした物語になっている。本作で世界観やキャラに惹かれたなら、続けて触れると登場人物の背景が深く見えてくる。逆に楽園のアルテミス側から入ったプレイヤーが、本作で「あのキャラがここに」と納得する流れも生まれる。シリーズはこの2作に留まらず広がっているため、入口として本作から始めるのは理にかなった選択だ。

補足

価格は¥1,430に設定されており、約7時間のシナリオとサイドビュー戦闘のボリュームに対して充実した内容になっている。プレイの基本方針をまとめると次の通り。

  • 進行: マップのポイントを色(青=会話/赤=戦闘/黒=ボス)で見分け、黒に入る前に準備を整える。寄り道の青ポイントでイベントとCGを拾う
  • 戦闘: 敏捷一択でステ振り、敵の大技に防御を合わせる。防御は物理無効+HP微回復で、これさえ理解すれば難易度は一気に下がる。振り直しは何度でも可能
  • エロ回収: 毒薬で意図的に敗北して敗北イベント・敗北称号を埋める。逃しても全クリ後に全開放。戦闘エロはVer2.1追加シナリオ(回想ルーム)にのみ存在
  • 心構え: エロよりシナリオとバトルが主役。終盤は駆け足で「To be continued」終了。続きが気になったら番外編「楽園のアルテミス」へ

RPGとしての完成度を求める人、王道で熱いファンタジーを成人向けで触れたい人に向いた一作だ。逆に、抜き目的でエロの量と濃さを最優先するプレイヤーには方向性が合わない可能性が高いので、配信中の体験版で戦闘テンポと絵柄を確認してから判断するとよい。

サンプル画像

プラットフォーム別評価

DDLsite
4.6/ 5.06558
SSteam
好評

83%が好評 · 35

296

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