
6軸スコア
作品の個性を6方向から可視化する独自指標。SweetScore(総合点)では見えない強みと弱みが分かります。
攻略のポイント
魔法少女セラフィエールに変身する少女・天川こはねが、誘拐事件を追って敵組織「解放者(リベレイター)」に潜入する拘束バトルRPGだ。マジカルぽんぽん制作で、立ち絵がLive2Dでぬるぬる動き、戦闘中も敗北後も拘束を主軸にした責めが続く。全5チャプターの一本道に近い構成で、本編クリアまではおよそ3〜5時間、収集要素を含めた処女クリアでも2時間半ほど。難易度の高低を分ける最大の要素は「拘束回避のQTE」と「変身解除」の二つに尽きるので、ここを理解しておくと進行が一気に楽になる。R-18表現ありモードと、イベントを省略したR15相当のモードを選べる仕様で、ストーリーを追いたいだけならR15側でテンポよく進められる。
拘束回避のQTEを攻略の最優先課題に据える
このゲームのストレスはほぼ全て拘束まわりに集中している。敵の拘束攻撃を受けると、左右に高速で動くゲージをタイミングよく止めて回避する必要があるのだが、成功判定の帯が非常に狭く、残HPが満タンでも帯は全体の二割程度しかない。しかもHPが減るほど判定帯はさらに狭くなる。つまりピンチのときほど回避が難しくなる悪循環が起きやすい。
回避に失敗して拘束されると、解除スキルで最大MPの50%という重い消費を強いられる。一度の戦闘で二回拘束されればMPは枯渇し、その後は数ターンに一度しか回復できないわずかなMPに頼るしかなく、攻撃に転じられないまま吸われ続ける詰みに近い状況に陥る。ボス戦では平均2〜3回の回避を求められ、二回失敗するとMPを使い切ってしまう設計なので、ボスに挑む前は必ずMPを満タンにしておくこと。
手動回避が苦手な人やPCの処理が重い人は、回想部屋から「確率回避(自動)」方式に切り替えられる。手動の狭い帯に苦しむくらいなら、ストーリーを進めたいときは自動回避に変えてしまうのが現実的な選択だ。エロ目的でわざと拘束されたいときだけ手動に戻せばいい。
レベリングと「シンボル戦闘回避」でサクサク進める
戦闘自体はオーソドックスなターン制コマンドバトルで、戦略性よりも地力(レベル)がものを言う。レベルが不足していると拘束攻撃の頻度に対して火力が追いつかず理不尽に感じるので、道中の雑魚シンボルは見かけたら基本的に全て倒して経験値を稼ぐのが想定された進め方だ。
ありがたいのが、一定以上レベルが高くなると、弱い敵シンボルは接触するだけで戦闘に入らず倒せる仕様。これによって終盤はレベリングで埋もれていた雑魚を一掃しながら快適に移動できる。逆に序盤は雑魚一体を一撃で倒せないと、運悪く拘束攻撃を食らったときに連鎖でピンチになりやすいので、攻撃魔法の威力を底上げできるレベル帯まで上げてから先へ進むと安定する。
- 拠点ワープ機能で各チャプターのステージに飛べるため、戻り作業のストレスは小さい
- 章ごとに行くべき場所がある程度示されるので道に迷いにくい
- 終盤で入手できる拘束回避用のアイテムを手に入れると一気に難易度が下がる。これが手に入るまでが一番きついので、それまではレベルとMP管理で凌ぐ
淫紋モードを使えば終盤は劇的に楽になる
中盤以降、特定イベントで淫紋を刻まれると「淫紋モード」が解放される。これは戦闘中の淫乱度が100%に達したときに発動するモードで、絶頂しやすくなるデメリットと引き換えに魔力(攻撃力)が大幅に上昇する。エロ的にはとろんとした表情の差分が増える楽しみがあり、攻略的にはボスも雑魚もまとめて押し切れるほど火力が跳ね上がる。
レベリングが面倒に感じてきたら、淫紋モードを発動させて短期決戦に持ち込むのが効率的だ。淫乱度を上げるには戦闘中の拘束エロを受ければよいので、「わざと一段階だけ拘束を受けて淫乱度を稼ぎ、淫紋モードで殲滅する」という運用ができる。火力に困ったらこのモードを軸に立ち回ると、終盤の進行が大きく加速する。
変身解除システムと「敗北を受け入れる」までの猶予
魔法少女ものらしく、HPがゼロになるか絶頂で限界を迎えると変身が強制解除される。変身が解けると魔法が使えなくなり戦闘続行はほぼ不可能になるが、ここで重要なのは「敗北を受け入れる」選択をするまでは、変身解除状態でもエロ攻撃を受け続けられるという点だ。すぐに諦めなければ、変身前の私服姿でさらにバステ(状態異常)が育っていく濃いシーンを眺められる。
このため、同じシーンでも魔法少女姿と変身解除後の私服姿の二種類が用意されているケースが多く、一つの敗北で二度おいしい構成になっている。攻略的には、ボス前で無理に粘って変身解除されると立て直しが効かないので、勝ちを取りに行くときは早めに回復・MP管理を徹底し、エロを見たいときだけ意図的に粘る、と切り替えるのがよい。
処女クリアと回想回収、つまずきやすいステルス面
エロ要素は戦闘中の拘束エロと敗北Hの二本立てで、拘束具・触手・機械(球体機械や電マなどの道具責め)が中心。総Hシーンは38、戦闘拘束は19パターン(うちエロ責めあり13)と物量がある。攻略上ありがたいのは、回想部屋が初期から使え、敵に勝利しても条件を満たせば回想が解放されていくこと。つまりわざと負けて回収する必要がないので、ストーリーは普通に勝ち進めつつ、後から回想部屋でじっくり鑑賞できる。回想全開放機能もあるため、手っ取り早くエロだけ見たい場合も安心だ。
敗北調教の内容はプレイヤーが選べる方式で、処女を奪わない設定で進めることも可能。戦闘中Hも処女状態なら挿入はしてこないため、不意の処女喪失は起きない。処女クリアを狙うなら、敗北時の選択で挿入系を避けつつ収集を進めればよい。
唯一の難所が、変身できない状態で全裸拘束されたまま敵に見つからずに脱出する「監禁脱出(ステルス)」イベントだ。俯瞰視点のため画面外に出た敵の位置が読みづらく、画面外からの監視に引っかかりやすい。ここで詰まる人が多いので、敵の巡回パターンを一度しっかり覚えてから動き出す、見つかりにくい壁際・物陰を伝って進む、焦って直線的に突っ切らない、を意識すると抜けやすい。クリア後の達成感は大きい区間だ。
補足
物語自体は5チャプターと短く、ニューゲーム+で引き継ぎ周回もできる。同サークルの前作「魔法少女きららとさらら」の登場人物やエピソードが収集要素とストーリーに少し絡んでおり、ゲーム内収集物として過去作をまとめたSS(挿絵付き)も読める。前作未プレイでも本編の理解に支障はないので、気になった人から手に取って問題ない。
注意点として、PCスペックの影響を受けやすい。Live2Dで立ち絵が常時動くぶん、低スペック環境だと戦闘の動作が重くなることがある。購入前に体験版で自分の環境での動作を確認しておくのが安全だ。声優ボイス(本多未季)付きで嗚咽や喘ぎが入り、普段は明るく能天気な主人公がエロシーンで一転して気弱になるギャップが演出されている。最終チャプター付近にテキストの顔グラ・名前表示のズレや稀なフリーズ報告があるため、こまめなセーブを推奨する。ED後は続編を示唆する終わり方になっており、敵組織との因縁は次回作に持ち越される構成だ。価格は¥2,200に設定されている。






