
6軸スコア
作品の個性を6方向から可視化する独自指標。SweetScore(総合点)では見えない強みと弱みが分かります。
攻略のポイント
「黒先輩と黒屋敷の闇に迷わない」は、喘葉の森(饗庭淵)が手がけた探索ホラー風セクハラゲームだ。怪しいバイトの面接で訪れた屋敷に、勝手についてきた黒髪ロング・黒セーラー・黒タイツの黒先輩(京子)と一緒に閉じ込められ、脱出経路を探しながら謎を解いていく。R-15の範囲に収まる「着衣のまま」のフェチ描写と、屋敷のあちこちで先輩に仕掛けられるセクハラの両立が本作の骨格になっている。元はふりーむで配信されたフリーゲームで、DLsiteでは無料配信。プレイ時間は1時間前後と短いので、構造を頭に入れておけば寄り道しながらでも一気にクリアできる。ここでは脱出の手順・暗号の答え・つまずきやすい箇所・エンドの分岐条件まで、進行に必要な情報を順を追って整理する。
全体の流れと立ち回りの基本
進行の軸は「鍵を探して部屋を開ける → 新しい部屋でアイテムや暗号のヒントを拾う → さらに奥の鍵を開ける」の連鎖だ。フロアは2階の居室群・1階の食堂や厨房・浴場・トイレ・西側の部屋、そして地下に分かれており、移動は左右と階段で行う。古いツクール系の作りなのでダッシュ機能がなく、移動はゆっくりめ。その代わりマップは広くないので、行き止まりに当たったら一つ前の部屋に戻って未調査の家具を潰す、という基本を守れば迷うことはほとんどない。
謎解きの難易度は低く設定されていて、行き詰まったらメニューから黒先輩に話しかけるとヒントをくれる。進行に詰まったら、まず先輩に話すのが一番手っ取り早い。ヒントは「次に何をすべきか」をかなり具体的に教えてくれるので、攻略を見ずに自力で進めたい場合もこの機能を活用したい。
セクハラはコマンドの一つとして常時用意されていて、場所によって行えるセクハラの種類が変わるのが大きな特徴だ。階段・机・ベッド・浴場など、シチュエーションごとに専用の選択肢とイラストが差し込まれる。脱出を急ぐ前に、新しい部屋に入ったらまず先輩へのアクションを一通り試しておくと、その部屋限定のシーンを取りこぼさずに済む。
序盤の鍵集め(書斎・裏庭ルート)
スタート地点から階段を上り、2階の部屋を探索するところから始まる。
- 2階メイドの部屋のタンスを調べて「書斎の鍵」を入手する。
- 1階中央の食堂へ移動し、下座の椅子に着席する。少し待つと壁に隠し扉が出現し、裏庭へ抜けられるようになる。座る位置を間違えると反応しないので、最も奥(下座)の席を選ぶこと。
- 裏庭では地面から「浴場の鍵」、花壇から「スコップ」を入手する。
- スコップを手に入れたら、裏庭の草が生えていない地面を掘って「コイン①」を回収する。花壇の左上にある小さく光っている場所がコインの目印になっているが、これが地味に見落としやすい。光点を意識して画面の隅まで調べよう。
書斎の鍵で2階書斎を開けたら、本棚を調べていく。国内文学(さ行)の本棚から「コイン②」が手に入る。ここはコイン②の回収地点であると同時に、後述する金庫の暗号ヒント(本の出版年)を確認する場所でもあるので、本棚の調べ物は丁寧に行いたい。
コインと隠し扉、金庫の暗号
コインは全部で3枚あり、それぞれ別の場所に隠れている。
- コイン①:裏庭の地面をスコップで掘る。
- コイン②:2階書斎の「国内文学(さ行)」の本棚。
- コイン③:1階トイレ。フタの開け閉めを何度か繰り返すと出てくる。一度開けただけでは反応しないので、根気よく開閉を繰り返すのがポイント。ここはヒントが薄く、トイレを素通りして詰まる人が多い難所だ。
3枚そろったら、2階浴場横の隠し壁にある穴へコインを嵌めると隠し扉が開く。
並行して進めたいのが金庫の暗号だ。1階厨房では、食堂の蝋製の置物から手に入れた「バナナ」を鍋で溶かすことで「部屋の鍵」が出てくる。蝋細工のバナナを溶かすという発想が出にくいので、本棚の「バナナの中に鍵がある」というヒントを先に読んでおくと素直に動ける。部屋の鍵で開く西側の部屋には「目隠し」と、金庫を開けるためのヒント(本の出版年)がある。
金庫の暗号は「8601」。これは部屋に並ぶ本の出版年から導く仕掛けで、同じ本が複数ある場合は出版年が古い方の下一桁を組み合わせるという手間がある。自力で解くなら出版年のメモを取りながら進めたい。金庫を開けると「地下の鍵」が手に入り、地下への道が拓ける。
地下の暗号と最終ロック
地下に降りたら、いよいよ脱出に直結する暗号が連続する。
- カードキーの暗号「131」:地下の機械(左上)を調べて入力する。これは柱時計のベル音が鳴る回数のパターンがヒントで、鳴った数を順に並べると131になる。ベルの音をきちんと数えていれば自力でたどり着ける。これでカードキーを入手。
- アルファベット暗号「OTTFFSSENT」:1から順に英単語の頭文字(One, Two, Three, Four, Five, Six, Seven, Eight, Nine, Ten)を並べたもの。数字を英語で書いたときの先頭文字、と気づけば一発だ。
- 地下南西の通路で光っている箇所を調べると「手錠」が手に入る。地下通路の出口付近でカードキーを使い、暗号入力へと進む。
最後の関門がボタンの押し順だ。メモ1とメモ2を組み合わせて、「②⑤④③①」の順でボタンを押す。具体的には右端 → 左端 → 右から2番目 → 中央 → 左から2番目の順番になる。入力ロックを解けば脱出ルートが開き、エンディングへ進む。なお、この最終扉の前で先輩との会話を複数回こなしておくとイベントが補完される(メニューの会話を数回繰り返す)。
トゥルーエンドとノーマルエンドの分岐
エンディングはノーマルとトゥルーの2種類。分岐の基準は「主人公が屋敷の正体に気付いているかどうか」だ。
- トゥルーエンドへ進むには、「ドライバー」「メモ1」「メモ2」を取得し、屋敷に隠された資料をしっかり集めることが条件になる。隠し扉の先や各部屋の調べ物を丁寧に潰し、できるだけ多くの場所を調べて会話を重ねていくと、主人公が屋敷のからくりに気付き、真相に到達する。
- ノーマルエンドは、脱出に最低限必要な行動だけで駆け抜けた場合のルート。浴場・トイレ・隠し部屋といった寄り道を省き、ドライバーやメモを取らずに進むと、屋敷の正体に気付かないままこちらの結末になる。
普通に探索を楽しみながら進めれば自然とトゥルーエンドに行き着くので、初回からあれこれ調べ回るプレイスタイルが結果的に正解だ。結末は「全部が黒先輩の差し金だった」という落ちで、最後に結局その屋敷でバイトすることになる流れが軽い笑いになっている。シリアスに振り切らず、フフっと笑える締め方を狙った作りだ。
隠しセクハラと取りこぼし対策
セクハラ要素はストーリーの本筋と切り離して常時楽しめる作りで、脱出を進めなくても先輩を弄っていられる。種類は王道のものからマニアックなものまで幅広く、特定のアイテムを揃えると解放される隠しセクハラも存在する。西側の部屋で手に入る「目隠し」がその一つで、入手後はくすぐり系など目隠しを前提にしたアクションが選べるようになる。アイテム入手のタイミングで先輩への選択肢が増えていないか、こまめに確認したい。
足・タイツ・脚まわりの選択肢が各シーンに多めに用意されているのも本作の傾向で、フェチ寄りの差分が豊富だ。選択肢によっては主人公が跪いたり見下ろされたりと、先輩が受け一辺倒ではない構図も拾える。場所ごとにアクションが変わる性質上、新しい部屋に着いたら脱出より先に一通りセクハラを試すのが回収の鉄則になる。クリアまでが短い分、寄り道で見られるシーンを逃すと再訪の手間がかかるので、進行と並行してこまめに触っておこう。
補足
本作は2014年に発表されたフリーゲームが原典で、DLsite版は配信プラットフォームを移しての再公開にあたる。ニコニコのアツマール移行前の仕様を遊べる形になっており、内容はふりーむ配信時とほぼ同じだ。動画サイトの実況で見て気になっていた、という層が多い作品でもある。
ホラー「風」とは銘打たれているが、不気味なBGMと屋敷の雰囲気があるだけで、驚かし系の怖い演出は入っていない。ホラーが苦手でも問題なく進められる。R-15作品なので直接的な挿入描写はなく、あくまで着衣のまま行うセクハラとフェチ描写が中心になる。「脱がないからこそ」のエロさに振った構成で、過激なエロゲーや重い展開のゲームの合間に挟む軽めのプレイにも向く。
つまずきポイントをもう一度まとめておくと、(1) 食堂は下座の椅子に座る、(2) トイレのフタは何度も開閉する、(3) 裏庭の光る場所をスコップで掘る、(4) 金庫は同じ本の古い出版年の下一桁から8601、(5) 地下の最終ボタンは②⑤④③①(右端→左端→右から2番目→中央→左から2番目)。この5点さえ押さえれば、自力でも詰まらずトゥルーエンドまで到達できる。どうしても進めなくなったら、メニューから黒先輩に話しかけてヒントをもらうのが最短ルートだ。








