
6軸スコア
作品の個性を6方向から可視化する独自指標。SweetScore(総合点)では見えない強みと弱みが分かります。
攻略のポイント
モココ X はどんなゲームか
NAISU が開発した陣取り型アクションで、1981年のアーケード作品 QIX や PCゲームのギャルズパニックを下敷きにしたリマスター版にあたる。プレイヤーは画面の枠から線を引いて領域を囲み、規定の割合(多くのステージで75%)を確保するとクリアという基本ルールで進む。1ステージ攻略するごとに中央に映る女の子の服が1枚ずつ脱げていく古典的な構造で、レビューでも「1面クリアするごとに女の子の服が無くなっていく」と説明されている。
リマスターという位置付けのため、ゲーム部分は前作とほぼ同じ。レビューにも「前作と変わらないから前作からのファンなら買っとけ」「リマスター前を持っている人は女の子を見比べたいかお布施くらいしか買う動機がない」とあり、前作経験者には新鮮味は少なめ。一方でグラフィックは大きく刷新されており、女の子は平らな顔に目などのテクスチャを貼った独特の立体感で、賛否が分かれる絵柄になっている。日本語ボイスとテキストが付属しているが、台詞は電波系で「あなたの協力はとても嬉しいけど、私にはそれが値するの?」のように直訳調の不思議な日本語になっており、これを味として受け取れるかが評価の分かれ目になる。
基本操作と陣取りのコツ
操作は8方向移動で、ギャルズパニック系のテンキー操作に近い。レビューによれば「ギャルズパニック→8方向に移動可能」と明記されており、ヴォルフィードのようにボスを追い込むと小さくなるシステムは採用されていない。そのため、ボスを隅に追い込んでも有利になるわけではなく、純粋に面積をどれだけ早く取り切れるかが勝負になる。
最大のクセは巻き戻し機能がない点。レビューで何度も指摘されているように「操作としては不親切で自動で引き戻しは無いため、動けなくなって戻るつもりがさらに囲んでいて二進も三進も行かなくなる」ことが起きる。線を引いている最中に方向キーを反対に倒しても、自機はその場で反転するだけで、引いてしまった線は戻らない。安全圏まで線を伸ばし切るか、別経路を確保するか、決断は早めに行うこと。
加えて「キーボードを触っていないのに勝手に囲みに行く」「トラップを開けた覚えがないのに自機が不自然な動きをする」という挙動報告もある。これはステージに仕込まれた仕掛けや、囲った線が予想外のラインを描く仕様によるもので、未踏領域を一気に大きく切り取ろうとすると不利な角度で囲い込んでしまうことがある。リスクを抑えるなら、長い直線を一気に引かず、短い L字や U字を複数回に分けて積み上げていく方が安定する。
バリアシステムと被弾管理
このゲームでもっとも好みが分かれているのが、自陣地内でも一定時間しか無敵にならないバリアの仕様。低評価レビューには「プレイヤーには自分がいる陣地内ではバリアが張られるが、時間制限でバリアが切れる。切れたら陣地内でも、容赦なく被弾する」「陣地に留まるとすぐ減って切れるので、バリア消費前に出撃を余儀なくされる」とある。
つまり、安全地帯で休んで戦略を練るという選択肢が事実上潰されている。攻略の方針としては次の3点を意識する。
- バリアが残っているうちに必ず1本以上、できれば2本の線を引いて陣地を広げる
- 広げる際は外周沿いを短く区切る方が成功率が高い。中央を大胆に横切るのは囲い損なって被弾する確率が跳ね上がる
- 陣地を広げると若干バリアが回復するので、被弾が怖いときほど「進む」を選ぶ
ライフ制なので一発で死ぬわけではないが、被弾回数が増えると残機が削れて立て直しが効かなくなる。後半ステージでは「様子見していたらバリアが切れて被弾」というパターンが頻発するため、判断のスピードを上げる練習を兼ねて序盤ステージを反復するのが良い。
ステージとボスへの具体的な対策
ステージは中央のボスキャラに加えて、領域内を動き回る雑魚と、画面端から飛び込んでくる弾型の敵で構成されている。レビューには次のような具体的な不満点が挙がっており、それぞれが攻略上の注意点でもある。
- 「?のブロックが非常に邪魔」 ステージ中央に置かれる障害ブロックは線を引く経路を強制的に分断してくる。大きな矩形を一発で取りに行こうとすると必ずブロックに阻まれて陣取りに失敗する。先にブロックを迂回する小区画を作り、ブロックを陣地内に取り込んでから本丸を攻める順序が安定する
- 「ボスのエフェクトが攻撃なのか飾りなのか判断に困る」 中央ボスは派手なエフェクトを撒くが、ヒットボックスはエフェクトの中心付近に集中している。エフェクトの外周ギリギリは見た目より当たらないので、過度に距離を取らず外周近くを通過した方がむしろ安全
- 「敵の当たり判定がガバガバで広いため、スタイリッシュに避けるなどは不可能」 細い隙間をすり抜けるアクションは通用しない。最初から接触させない位置取りで動くことが前提
- 「とあるステージの貝の泡」「ある機械の煙」 後半に出る貝ステージ、機械ステージは画面を覆うエフェクトで視認性が落ちる。これらのステージでは陣取りを大きく取らず、画面端を細く削っていく地味な攻略の方が完走しやすい
モード構成と実績の取り方
ストーリーモードの他にアーケードモードが用意されており、これは「難易度不問でストーリー全クリアすると開放」される。実績の中でアーケードモード全クリアがもっとも重いと明言されているので、コンプを狙う場合はまずストーリーをいずれかの難易度で通し切るのが先決。
レビューによれば「難易度は最高ぐらいで丁度いい」と評するプレイヤーもおり、慣れてくると標準難易度では物足りなくなる作り。最高難易度では敵の数とスピードが上がるため、前述のバリア管理と短区画積み上げが必須になる。
実績の中には条件が分かりにくいものも残っており、レビューで「分かりずらい実績もそのまま」と触れられている。ヒントはステージ内のオブジェクトや特定の動作にあるため、攻略中に気になる場所は線で囲い込んでみる、特定の敵を避け続けるなどの試行を挟むと拾いやすい。
ランキング機能は当初、ハイスコアが反映されない不具合が報告されていたが、開発者の対応で「ランキング問題も解決していただきました」とレビューで明記されている。点数を競いたい場合は最新パッチを当てた状態でプレイすると良い。
18禁要素とパッチ事情
Steam版は通常状態だと水着相当の露出までで、開発元 NAISU が配布する無料アダルトパッチを別途インストールすることで脱衣ステージのCG差分が解禁される。レビューには「裸(無料パッチをあてる)以上はなし」「通常服、下着上下、ブラなし、下着なしの4枚絵のみ」とあり、エロ要素は控えめ。脱衣演出のためというより、QIX系の純ゲーム部分に追加要素として味付けされている位置付けと考えるのが妥当。
ハロウィン期間に追加されたキャラについては「脱ぎません」と報告されており、季節キャラはコレクション要素として扱う。CG差分を全部回収するには、各ステージを規定割合まで埋め切るだけでなく、特定の難易度クリアやアーケードモード進行が必要になる。
なお非公式パッチを謳う配布が混在しているため、レビューでも「システムが破壊される可能性もあるのでインストールは自己責任で」と注意喚起されている。アダルトパッチは必ず NAISU の公式配布ページから入手すること。
SteamDeck と動作環境の注意
SteamDeck でのプレイ報告もあり、「Linux版だとステージクリア後にUIの文字が消える症状が出るので、互換性で Proton を適用して Windows版に変えてプレイした方が良い」と具体的な対策が共有されている。携帯機環境で遊ぶなら、最初にプロパティから互換性ツールを Proton に切り替えておくと、ステージ間のスコア表示や台詞が読めなくなるトラブルを回避できる。
操作はキーボードでもパッドでも可能だが、8方向の斜め入力が頻繁になるため、十字キーが効きやすいパッドの方が線引き精度を出しやすい。
補足
- 開発元・販売元はいずれも NAISU で、Steam価格は通常 1,200円。Steamユーザースコアは 4.17、レビュー件数は 52件規模で、セール時は半額前後まで下がることがある。レビューにも「セール時なら値段分は楽しめる」「買うならセール時に」と複数の言及があり、初見はセールを狙うのが無難
- 旧バージョン(リマスター前)は現在 Steam で販売停止になっており、新規プレイヤーはこのリマスター版が唯一の入手手段。旧版を所有していない場合は迷わずこちらで問題ない
- 体験版が配信されており、レビューでも「体験版は1ステージだけですが、その先にお金出してイライラしたゲームをしたくないなら買う理由はない」と紹介されている。バリア時間制限と巻き戻しなしの仕様が肌に合うかどうかは体験版で確認できる
- ストーリーは「Mokoko 絡みの神話」が断片的に語られるが、レビューでも「物語は意味不明」「ストーリーの意味はさっぱりわからない」「謎のストーリーも謎でいい」と一致しており、本筋を理解しようとせず電波台詞と独特の翻訳を遊びとして受け取る方が向いている
- 日本語訳には「神殺し」を「シンサツシ」と読ませるなど、ルビ振りや漢字選びに違和感が残る箇所がある。難しい漢字は表示されないこともあるため、漢字表記が崩れていてもバグではなく仕様
- 中央ボスのデザインは「敵のネーミングセンスもいい意味で行かれてて GOOD」と評されており、グロというより脱力系。ホラー耐性が低くてもプレイに支障は出にくい
- レビューで挙げられたキャラ名表記の混乱(アヤネかアヤメか)は開発者がパッチ対応済みで、正式表記は「アヤネ」。攻略情報を検索する際の表記揺れに注意
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